犬の登録と狂犬病予防注射

狂犬病予防法により、生後91日以上の犬には、登録と狂犬病予防注射の実施、鑑札及び狂犬病予防注射済票の装着が義務付けられています。

犬を取得した日（生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日）から30日以内に登録申請し、鑑札と門標の交付を受けなければなりません。

登録は、犬の生涯に一度ですが、その所在地に移動があった場合は届出が必要です。

室蘭市役所地域生活課、市内の次の動物病院で行なうことが出来ます。

犬の飼い主や、飼い主の住所が変わったとき、または犬が死亡したときは、室蘭市役所地域生活課へすみやかに届け出てください。

狂犬病予防注射は、生後91日以上の犬を飼い始めたら30日以内に、翌年以降は、毎年4月1日～6月30日の間に受けなければなりません。

狂犬病は、人を含めた全ての哺乳類が感染し、発病すると治療方法がなく、悲惨な神経症状を示して100パーセント死亡する極めて危険なウイルス性の人獣共通感染症です。

狂犬病ウイルスの感染源動物は、先進国では主に野生動物で、北米では特にアライグマ、スカンク、キツネ、食虫コウモリ、ヨーロッパでは赤ギツネが中心になっています。

一方、発展途上国では、主に犬や吸血コウモリ（中南米）で、人での発生の90パーセント以上がこれらの国々で起こっています。

中でも年々交流が盛んになっているロシアや東南アジアなどでは多数の発生が報告されており、何時進入されてもおかしくない状況にあると言えます。

狂犬病予防注射は、各動物病院又は市内各所で実施する集合注射会場（年1回）で受けてください。

室蘭市、登別市、伊達市の委託動物病院及び集合注射会場で受けた場合は、注射済票は即日交付が受けられます。

その他の動物病院で受けた場合は、必ず室蘭市役所地域生活課で注射済票の交付を受けてください。（交付手数料550円が必要です。）

（注）上記の注射料金は、室蘭市、登別市、伊達市の委託動物病院及び集合注射会場の場合です。その他の動物病院で受ける場合は、各動物病院にご確認ください。

（注）これら、どれかひとつでも違反があれば、罰金又は科料が課せられます。