フレイル予防に取り組みましょう!
フレイル(虚弱)とは

フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間の状態を指します。年齢を重ねることで、身体や心、認知機能や社会とのつながりの変化など、様々な要因が絡み合いフレイルが進行します。
フレイルは、早めに気づいて適切に取り組むことで、健康な状態に戻ることが期待できます。
高齢者が住み慣れた地域でいきいきと元気に生活していけるよう、フレイル予防に取り組みましょう。
フレイル予防の3つの柱

フレイル予防には、運動、栄養、社会参加の3つの柱があります。
しっかり噛んで食べ、体を動かし、人と関わりを持つことは、それぞれが互いに影響し合っています。
3つの柱すべてを毎日の生活に取り入れることが、フレイル予防のために大切です。
- えみなメイトに参加しましょう!
- えみなメイトは、住み慣れた地域でいきいきとした生活をしていけるよう、元気で長生きを支援する健康(介護予防)講座です。
えみなメイトに参加している人は、運動・口腔機能・認知・社会参加の面で、フレイルの割合が少ないという調査結果が出ています。
えみなメイトの仲間と笑顔で集まり、みんなで楽しく健康づくりをしましょう!

ウォーキングなどの運動、家事などの日常生活活動
日常生活や運動で体を動かし、筋肉を使うことが大切です。
運動の習慣がない人は、今より10分多く体を動かすことを意識してみましょう。
テレビを見たり、家事をするついでに筋肉トレーニングをしたり、買い物の時に意識して歩いたり、”ついでに運動”するのが長続きするポイントです。
○市内には、ウォーキングコースや散策路があります。景色を見ながら楽しく歩いてみませんか。
○楽しみながら健康づくりに取り組める、「くじらん健康ポイント」を実施しています。
○室蘭の名所や名物をイメージしたご当地体操、「はぴらん体操」をやってみましょう。

バランスの良い食事、口腔ケア
高齢になると食事量が減り、低栄養になりやすくなります。1日3食しっかり食べ、不足しがちなタンパク質をとることが大切です。
また、食事をしっかり食べるためには、噛む力や飲み込む力が重要です。お口の筋肉を鍛える運動や、かかりつけの歯科医院でメンテナンスをしましょう。
○管理栄養士が考案した、栄養バランスのとれたレシピを紹介しています。

人とのつながりを大切に、積極的に外に出て交流する機会をつくる
外出することが面倒になり、閉じこもりがちな生活になると、体や心、認知面などさまざまな機能低下をきたしやすくなります。
社会参加の習慣や役割がある人ほど、認知症やうつのリスクが低い傾向にあるといわれています。
週に1回以上は外出し、自分に合った方法で、家族や友人、地域の人とのコミュニケーションを積極的にとりましょう。
○介護予防と健康づくりのため、介護保険施設等でボランティア活動を行う事業があります。
○社会参加は、認知症予防のためにも有効です。頭と心を元気にするために、認知症予防に関する教室を開催しています。
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保健福祉部/高齢福祉課/介護認定係
〒051-8511
室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2861
FAX:0143-25-3330
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