ヒグマ出没に係る対策会議の概要
5月25日、ヒグマに係る捕獲・防除対策などの専門家を招いた対策会議が開催されました。(主催:胆振総合振興局)
会議には、本市のほか、北海道環境生活部、北海道猟友会室蘭支部、室蘭警察署が参加し、5月12日以降のヒグマ出没地点の検証、今後の対策の方向性等について検討を行いました。
ヒグマ対策専門の「NPO法人EnVision(エンビジョン)環境保全事務所」からは、現地調査等を踏まえた見解と今後の対策のアドバイスをいただきました。
現状についての見解
目撃情報や映像、足跡等を確認した結果、今回出没したヒグマは一時的に市街地に迷い込んだものであると考えられ、既に人里を離れた可能性が高いが、ヒグマが活発に活動する時季のため、北海道のヒグマ注意報の発出期間中(~6月12日)は、引き続き注意が必要。
今後の対策
- 市街地と山林が近接している室蘭市においては、街中へ突然出没するリスクは否めないため、市街地や周辺、森林などの出没地域と有害性のレベルに応じて対策を進めていく「ゾーニング」の考え方に基づいた管理の検討について提案。
- ヒグマの行動範囲や習性など生態を正しく理解することが大切。
本市では、今回の専門家によるアドバイス等も踏まえながら、引き続き、関係機関と連携した対策や情報発信に努めてまいります。
- お問い合わせ
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生活環境部/地域生活課/市民生活係
〒051-8511
室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2381
FAX:0143-23-2133
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