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ヒグマの痕跡(糞、足跡など)

ページ番号
1106104
更新日
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市内でヒグマに関する痕跡の情報が多く寄せられています。
ヒグマの糞や足跡などの特徴や他の動物との違いをご紹介します。

ヒグマの糞

大きな俵形で、大きいものでは径7~8cm、全体の大きさが30cmくらいになります。
食べたものが消化されずに糞になることが多く、植物の繊維や種、果肉などが含まれています。

(1)ヒグマの糞【大きさ30cm】(室蘭市)
落ちているヒグマの糞
(2)フキを食べたヒグマの糞(写真提供:北海道)
フキを食べたヒグマの糞
(3)オニグルミを食べたヒグマの糞(写真提供:北海道)
糞のサイズをはかる様子
(4)植物を食べたヒグマの糞【大きさ25cm】(写真提供:根室市)
重なった糞の様子
(5)どんぐりを食べたヒグマの糞【大きさ25cm】(写真提供:根室市)
どんぐりを含んだ糞の様子

間違いやすい動物

(1)エゾシカの糞(室蘭市)

エゾシカの糞は、粒状の糞が寄り集まって大きな塊になったり、消化不良によりペースト状になることがあり、ヒグマの糞とよく間違われることがあります。繊維が細かく均一にすり潰されているのが特徴です。

ボールペンと糞のサイズを比較する様子
丸状のエゾシカの糞
スプレーと比較する糞
糞のサイズを測っている様子
(2)タヌキの糞(写真提供:北海道)

タヌキは、同じ場所で繰り返し糞をする習性があり、一見大きな塊に見えますが、よく見ると小さな糞が積み重なっています。臭いが強く、昆虫の羽などが混じっている事も多くあります。

積み重なったタヌキの糞

ヒグマの足跡

鮮明なヒグマの足跡は肉球と爪の跡が見られます。足幅は大型のもので18cm、小型でも10cm程あります。縦長な跡が後足、縦に短い跡が前足です

(1)泥を踏んだ後道路上を歩いた足跡(写真提供:旭川市)
足跡のついた道路
(2)雪上を歩いた足跡(室蘭市)
雪の上の足跡を指さす様子

ヒグマの爪跡

ヒグマが木に登る際などにつき、爪の幅に合わせて数本の跡が並んで残ります。

(1)ヒグマが木に爪を立てた跡(写真提供:旭川市)
爪痕のついた木

間違いやすい動物

オスのエゾシカが角を研ぐために、木に角を激しくこすりつけてできた研ぎ跡は、長く不規則に傷跡が残り、ヒグマの爪痕と間違われることがあります。

(1)エゾシカの角の研ぎ跡(室蘭市)
木の上の爪痕

ヒグマの目撃や痕跡を見つけたとき

ヒグマを目撃したときや痕跡を見つけたときは、市役所または警察署に連絡してください。
糞や足跡等の痕跡は、可能な限り写真を撮影して、ヒグマ目撃情報受付フォームから送ってください。(撮影者の手足や持ち物などの大きさが比較できるものと一緒に撮影して下さい。)

室蘭市役所地域生活課 電話:0143-25-2381
時間外、休日は代表番号:0143-22-1111
室蘭警察署 電話:0143-46-0110
お問い合わせ

生活環境部/地域生活課/市民生活係

〒051-8511
室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2381
FAX:0143-23-2133
【お問い合わせフォーム】

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