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ヤングケアラー

ページ番号
1107281
更新日
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『ヤングケアラー』とは、本来大人が担うと想定されている家事や、家族の世話などを日常的に行っているこどものことを言います。
年齢や成長の度合いに見合わない責任や、負担が重くのしかかり、ケアのために時間や労力を費やすため、学業に遅れが出たり、進学や就職をあきらめたりすることなどが問題となっています。

自分がヤングケアラーかもと思った方へ

北海道児童生徒向け啓発資料「ヤングケアラーってなんのこと」1

家族の手伝い・手助けをすることは普通のことかもしれません。
でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの負荷がかかっている時は、少し注意が必要です。
あなたがお世話をすることで家族は助けられています。でも、時には友だちと自分を比べたり、お世話をすることがつらく感じたりするかもしれません。
それはとても自然なものです。
もし、勉強や遊びが思うようにできず、こころやからだがつらいなら、お世話の内容や時間を周りの大人と一緒に見直す必要があるかもしれません。

自分を大切にすることを忘れないで

自分の気持ちを言葉にしよう
どんな気持ちもあっていい
一人で抱え込まなくてもいいんです
相談できる人をみつけよう
周囲の人はあなたが抱えている思いに気づいていないだけで、話を聞いて寄り添ってくれる人は必ずいます

ヤングケアラーに気づいた方へ

話を聞く

ヤングケアラーは、本人や家族に自覚がないなどの理由から、自ら相談することが難しい状況にあります。
また、北海道の実態調査では、ヤングケアラーの約8割が、家庭での介護や援助に関する相談をしたことがないと回答しています。
このため、地域活動や仕事等、あなたの周りにいるこどもに困っている様子がみられたら、まずは話を聞いてみてください。

注意したいことは、
聞く人の尺度で善し悪しを決めつけたり、
無理に解決しようとしたりしないこと。

美談で済まされても、大好きな家族を悪く言われても、そうした周りからの言葉や価値観にさらされるのはつらいことです。

支援につなぐ

状況によっては、相談窓口や支援制度の情報を伝えたり、相談するよう促したりすることも必要です。
ただし、気をつけなければならないのは、本人たちの気持ちを無視して話を進めることがないようにしましょう。
本人や家族の意向を尊重することが最も大切です。

まずは、話を聞かせてください。
お手伝いできることや、紹介できるサービスがあるかもしれません。
ヤングケアラーかもと思ったときは、下記相談窓口や
こども家庭センターここらん へご相談ください。

ヤングケアラーは表面化しにくい構造となっており、早期発見・支援につなげていくために、本市では、教育委員会・福祉機関等と情報共有等の連携を図っています。

専門相談窓口はこちら

北海道ヤングケアラー相談サポートセンター

フリーダイヤル(通話料無料) 0120-516-086
24時間受付 17時30分以降転送対応
携帯電話 080-4136-4129
24時間365日受付
SMS専用 080-9612-1247
24時間365日受付

北海道こども相談支援センター(こどもSOSダイヤル)

フリーダイヤル(通話料無料) 0120-3882-56
24時間365日受付
メール sodan-center@hokkaido-c.ed.jp

室蘭市こども家庭センターここらん

電話 0143-45-2022 
受付時間 月~金 8時45分~17時15分 土日祝・年末年始休み
お問い合わせ

保健福祉部/こども家庭センターここらん

〒050-0083
室蘭市東町4丁目20番6号(保健センター5階)
電話:0143-45-2022
FAX:0143-45-2022
【お問い合わせフォーム】

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