監視円卓会議の状況(福島県対策地域内高濃度PCB廃棄物の処理について)
- 「監視円卓会議」とは
- 正式名称は「北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議」といいます。中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)が室蘭市において行うPCB廃棄物の処理事業を監視し、広く道民の皆様へ情報提供するため、北海道と室蘭市が協力して平成17年に設置しました。令和3年11月末現在、委員は学識者3名、各種団体代表7名、公募4名の計14名となっています。
第51回監視円卓会議
環境省が初めて福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理方針を説明
主な意見
- 原発のものは含まれていないのか。
- 処理残渣の扱いについて整理が必要。
- 室蘭の技術が生かされることは良いこと。
- 検査・運搬・処理方法などを明確にし、住民への説明が必要。など
第52回監視円卓会議
環境省が安全策について説明。多くの質問・意見が出され、予定時間を超過したため、次回に持ち越し
主な意見
- 室蘭の施設で処理する法的根拠は。
- 放射性物質の付着量はどのくらいか。
- 室蘭における処理技術により、福島の復興に貢献したい。
- 現在の保管状況はどうなっているのか。など
第53回監視円卓会議
質疑応答後、委員一人ひとりが意見を述べ、座長が「北海道と室蘭市はこれらの意見を十分参考にしていただきたい。監視円卓会議は、今後も国等から報告いただきながら注視していく」として終了。
主な意見
- PCB事業開始の時も、多くの人が不安に感じたが、リスクコミュニケーションにより乗り越えられた。今回も安全対策をしっかり行えば、室蘭の技術が福島復興のよりどころになる。
- 運搬や処理に係わる基準を遵守し、早急に処理していくべき。福島への側面からの支援になる。
- 放射性物質に汚染されたものを移動させて処理すべきではない。
- 安全安心に進めていくことが重要。取り扱う作業員への周知をしっかりと。安全性について第三者の意見もあるとよい。
- 福島を助けたい。役所、政府を信頼するかどうかの問題。
- 現地保管の状態が心配。室蘭の施設の信頼性をさらに高めていくとに期待しているので努力してほしい。専門家により現地の確認が必要。
- 処理をしないという方法も検討した方がよい。
- お問い合わせ
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生活環境部/環境課/環境係
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