室蘭の水道施設
室蘭水道の歴史
明治5年トキカラモイに港が開かれてから誕生した室蘭は、河川や伏流水に恵まれず、わずかな湧水と井戸水に飲料水を頼っていました。その後、人口増加に伴う水の絶対量不足や衛生状態の悪化が顕著となり、町民からの水道整備要求が高まりました。
これを受けて、町(市政施行大正11年)はすでに専用水道を布設していた日本製鋼所と分水契約を締結し、これを水源とする町独自の水道建設に踏み出しました。大正3年に内務大臣大隈重信(当時)の認可を受け、大正4年5月14日着工、大正5年1月1日に全国35番目、全道4番目の水道として給水を開始しました。
その後、市の発展に歩調を合わせるように第4期に及ぶ拡張事業を行い、昭和15年にチマイベツ浄水場、昭和32年に知利別浄水場、さらに昭和42年に千歳浄水場がそれぞれ運転を開始し3浄水場体制が確立しました。
なお、知利別浄水場は近年の人口減少・給水量減少傾向に対応するため平成19年4月から運転を休止しています。
現在の水道施設
現在稼働している本市のおもな水道施設は下記のとおりです。
室蘭のおもな水道施設
千歳浄水場

- 千歳浄水場
- 登別市札内町320の3番地
- 計画浄水量
- 日量40,000立方メートル
- 水源
- 登別川(表流水)
- 浄水施設
- 高速凝集沈でん池3池、急速ろ過池8池、浄水池3池、消石灰・炭酸ガス注入設備
チマイベツ浄水場

- チマイベツ浄水場
- 室蘭市石川町282番地の1
- 計画浄水量
- 日量16,500立方メートル
- 水源
- チマイベツ川、ペトトル川(いずれも表流水)
- 浄水施設
- 傾斜板沈でん池2池、急速ろ過池8池
水道部庁舎(配水管理センター)

- 水道部庁舎(配水管理センター)
- 室蘭市寿町1丁目11番16号
- 構造
- 鉄筋コンクリート造2階建
- 各階
- (1階)総務課、料金課、(2階)水道施設課
さらに詳しい内容は、「水道・下水道」事業年報を参照願います。
- お問い合わせ
-
水道部/水道施設課
〒050-0082
室蘭市寿町1丁目11番16号
電話:0143-44-6018
FAX:0143-44-6034
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