姉妹都市・米国ノックスビル市への親善訪問が行われました
室蘭市とノックスビル市が1991年(平成3年)1月16日に姉妹都市提携を締結してから35周年の節目を迎えた本年、青山 剛 室蘭市長をはじめ、柏木 隆寿 市議会議長、中田 孔幸 室蘭商工会議所会頭、中田 久美子 ノックスビルの会会長など、総勢17人による親善訪問団が米国テネシー州ノックスビル市を訪問しました。
訪問団には市民公募による参加者や親子での参加者も含まれ、幅広い世代による交流が行われました。
両市長が再会し、友好関係のさらなる発展を確認
期間中、令和6年に来蘭されたノックスビル市のインディア・キンキャノン市長と青山市長が再会しました。両市長は、35年にわたり育まれてきた姉妹都市交流の歴史を振り返るとともに、友好関係を今後もより一層発展させていくことを確認しました。
青山市長は、「35年間で、1,000人を超える市民が海を渡り交流を重ねてきた。その積み重ねが今日の揺るぎない信頼関係と友情につながっている。」と述べました。
キンキャノン市長からは、「青山市長をはじめ訪問団の皆様をノックスビルにお迎えできることを光栄に思う。室蘭市とノックスビル市の関係は、長年にわたり友情と文化交流によって育まれてきた。両市を結ぶ長年の友情とパートナーシップ、そして互いの豊かな文化を称え合えることを大変誇りに思う。」と歓迎のお言葉がありました。
次世代へ受け継がれる市民交流
今回の訪問団には、35年前の交流事業に当時高校生として派遣された市民(ノックスビルの会会員)が、高校生となったご子息とともに参加しました。
両市の交流は単発的なものではなく、親から子へ、さらにその次の世代へと受け継がれており、35年の歴史を経てなお市民交流の輪は広がり続けています。
36年前の記念植樹がつないだ再会
両市の姉妹都市提携に先立つ1990年(平成2年)7月27日、室蘭青年会議所とノックスビル青年会議所は姉妹JC提携を締結しており、こうした民間レベルでの交流が現在の両市の友好関係の礎となっています。
姉妹JC提携当時、ノックスビル側の代表を務めた故ディーン・アルドリッチ氏とともに来蘭した妻カレン氏とご子息クレイ氏が、今回の訪問を機に、当時室蘭側で提携に携わった中田会頭、中田会長夫妻と36年ぶりの再会を果たしました。一同は過去の新聞記事やアルバムを囲みながら当時を振り返りました。
今回の再会のきっかけは、クレイ氏から寄せられた一本の問い合わせでした。
「父が室蘭市で記念植樹した木は今も残っているだろうか。」
この問い合わせを受け、中田会頭、中田会長夫妻が入江臨海公園内で該当する可能性のある樹木をクレイ氏へ報告。36年前の交流の証である記念植樹をめぐる一本の問い合わせが、時を越えた今回の再会へとつながりました。
アジアンフェスティバルで室蘭やきとりを披露
訪問団は、アジアの伝統や文化を紹介する「アジアンフェスティバル」に参加しました。
「アジアンフェスティバル」は今回で13回目を迎えるイベントで、ワールズ・フェア・パークを会場に、今年は150を超える商業ブースや各国の文化を紹介する14のブース(100テント)が参加し、約3万人が来場したノックスビル市を代表する大規模イベントのひとつです。
ノックスビルの会では、室蘭やきとり1,000本を来場者へ振る舞うなど、室蘭市をPRしました。
室蘭やきとりの披露は、ノックスビルの会が以前からフェスティバル関係者より相談を受け、数年にわたり準備を進めてきたもので、姉妹都市提携35周年の節目に合わせて実現したものです。
会場では、室蘭やきとりを求めて再びブースを訪れる来場者も見られるなど、大変な盛況となりました。室蘭を代表する食文化のひとつである「室蘭やきとり」を通じて、ノックスビル市民に室蘭市の食文化や魅力を広く発信する機会となりました。
また、室蘭やきとりの披露にあたっては、訪問団のほか、室蘭との交流を続けている市民団体「MURORAN CLUB」の協力も得て実施され、食を通じた交流をともに作り上げる中で、35年にわたり育まれてきた両市の絆の深さを改めて感じる機会となりました。
フェスティバル全体で祝われた35周年
今回のアジアンフェスティバルでは、主催団体「Asian Culture Center of Tennessee」のクミ・アルダーマン氏に、姉妹都市提携35周年を記念したさまざまな企画の実現に向け、多大なご尽力をいただきました。
会場では、室蘭やきとりのほかにも、室蘭市ブランドマークのバッジの配布や、ノックスビルの会による室蘭グッズの抽選プレゼントなどを通じて、室蘭市のPRを行いました。
さらに、アジアンフェスティバルの公式ポスターには、室蘭市のシンボルである白鳥大橋がモチーフのひとつとして取り入れられるなど、会場全体が姉妹都市提携35周年を祝う温かな雰囲気に包まれました。
ノックスビル市やアジアンフェスティバル関係者をはじめ、現地の皆様の温かな歓迎と協力のもと、35周年にふさわしい交流となりました。
参考
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