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高齢者帯状疱疹予防接種助成

ページ番号
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更新日
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 令和7年4月より、高齢者の帯状疱疹予防接種が定期予防接種となりました。
 令和7年度の定期予防接種対象者であり接種を希望する方は、期間内に実施医療機関で接種してください。なお、この予防接種は強制ではありません。メリット・デメリットをご理解の上、ご判断ください。

令和7年度の対象者(令和7年3月31日時点で室蘭市に住民登録あり)には4月上旬頃、個別通知をお送りしています。
転入等で個別通知が届かない場合は、室蘭市健康推進課(0143-45-6610)にお電話ください。

帯状疱疹について

 帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
 水ぼうそうに感染した後も、生涯にわたって神経に潜伏しているウイルスが、加齢や疲労、ストレスなどの免疫力低下によって再活性化して帯状疱疹を発症します。
 帯状疱疹を発症すると、体の片側に水疱を伴う紅斑が帯状に広がり、痛みを伴うことが多く3~4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も、帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くこともあります。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果があります。
帯状疱疹ワクチンは、「生ワクチン」と「組換えワクチン」の2種類があります。

項目 生ワクチン 組換えワクチン
接種回数 1回 2回
接種費用
(公費助成を適応後)
2,500円 1回  7,000円
合計 14,000円(2回接種)
接種方法 皮下注射 筋肉内注射
接種スケジュール 2か月以上の間隔をおいて2回接種
(注)病気や治療により、免疫の機能が低下した、または低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮可能。
予防効果 接種後1年時点 6割程度の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果
接種後1年時点 9割程度の予防効果
接種後5年時点 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果
副反応 30%以上 発赤
10%以上 かゆみ、熱感、腫脹、疼痛、硬結
1%以上 発疹、倦怠感
70%以上 疼痛
30%以上 発赤、筋肉痛、疲労
10%以上 頭痛、腫脹、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 かゆみ、倦怠感、その他の疼痛
接種できない方 病気や治療によって、免疫が低下している方は接種不可。 免疫の状態に関わらず接種可能。
接種に注意が必要な方 輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上おいて接種する。 筋肉内に接種をするため、血小板減少症や凝固障害がある方、抗凝固療法を実施している方は注意が必要。

(注)どちらのワクチンも、医師が特に必要と認めた場合は他のワクチンとの同時接種が可能です。
(注)生ワクチンについては、他の生ワクチンと27日以上の間隔をおいて接種してください。

実施期間

  • 令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

(注)受ける日や時間は事前に各医療機関へ直接お問い合わせください。

令和7年度の予防接種助成対象者

接種日に室蘭市に住民登録があり、下記の(1)または(2)に該当する方

  1. 下記の生年月日に該当する方
     【65歳】昭和35年4月2日から昭和36年4月1日
     【70歳】昭和30年4月2日から昭和31年4月1日
     【75歳】昭和25年4月2日から昭和26年4月1日
     【80歳】昭和20年4月2日から昭和21年4月1日
     【85歳】昭和15年4月2日から昭和16年4月1日
     【90歳】昭和10年4月2日から昭和11年4月1日
     【95歳】昭和5年4月2日から昭和6年4月1日
     【100歳以上】大正15年4月1日以前
  2. 接種時点で60歳以上65歳未満であり、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害がある人(身体障害者手帳1級として認定)

ワクチンの種類・接種回数・自己負担額

ワクチンの種類 生ワクチン 組換えワクチン
接種回数 1回 2回
接種費用 2,500円 1回  7,000円
合計 14,000円

ただし、対象者のうち下記のいずれかに該当する方は無料で接種することができます。予防接種を受けるときに証明になるものを持参してください。

無料で接種できる人 必要書類(いずれかひとつ)
市民税非課税世帯の人 1.課税証明書
2.介護保険料納入通知書
3.後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証
4.後期高齢者医療資格確認書(限度区分が区Ⅰ、区Ⅱと記載されている場合)
生活保護世帯の人 1.生活保護受給証明書
2.介護保険料納入通知書

(注)課税証明書は市民税非課税世帯の方のみ、むろらん広域センタービル、蘭東支所(えきがるセンター)にて無料で交付しています。

(注)介護保険料納入通知書は65歳の誕生日の翌月頃(ただし1日生まれの人は誕生日の月、4月2日生まれから5月1日生まれの人は6月)に初めてご自宅に届き、それ以降毎年6月頃、高齢福祉課より送付されます。再発行はできませんので、紛失等でお手元にない場合は、他の書類をご持参ください。

(注)マイナ保険証に表示され医療機関で確認できる場合も含みます。

接種に必要なもの

  • 健康保険証など氏名や住所を確認できるもの

(注)接種券はありませんが、令和7年度の対象者へは個別通知をしています。個別通知がお手元にある場合は医療機関へ持参してください。

実施医療機関

実施医療機関以外で予防接種を受ける場合

 室蘭市が定める実施医療機関以外で予防接種を受ける場合、支払った予防接種費用を上限額の範囲内で払い戻すことができます。事前申請が必要です。
 詳しくは、下記ページまたは健康推進課へお問い合わせください。

長期にわたる療養を必要とする重篤な疾患にかかったことにより、接種対象時期にやむを得ず定期接種を受けることができなかった場合

 接種時期を過ぎても、接種可能となった時点より定期接種として認められる場合があります。
 詳細は健康推進課へお問い合わせください。

予防接種健康被害救済制度について

 予防接種は感染症を予防するために重要なものですが、極めてまれであるものの健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。
 予防接種(定期接種)による健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済が受けられます。

お問い合わせ

保健福祉部/健康推進課/健康推進係

〒050-0083
室蘭市東町4丁目20番6号保健センター3階
電話:0143-45-6610
FAX:0143-43-4325
【お問い合わせフォーム】

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