再犯防止
なぜ、再犯防止の取り組みが必要なのか
近年、全国の刑法犯の認知件数は減少傾向にありますが、刑法犯検挙者に占める再犯者の割合は上昇傾向にあり、再犯防止に向けた取り組みの必要性と重要性が再認識されるようになりました。
犯罪や非行をした人の中には、安定した仕事や住居の確保が困難な人、高齢や障がいにより支援を必要とする人など、地域の中で生活する上で様々な支援を要する場合が多く見受けられ、こうした人達が再び犯罪をするのを防ぐためには、関係機関・団体が協力して継続的に支援を行うことが重要となります。
本市では、犯罪や非行をした人が、社会で孤立することなく、再び社会を構成する一員になることを支援することで再犯を防止し、誰もが安全で安心して暮らせる社会の実現をめざし、各種取り組みを推進します。
再犯防止への取り組み
犯罪をした人等が社会復帰することができるよう、地域社会の理解や協力を得るため、室蘭地区保護司会や室蘭更生保護女性会等の関係団体と連携し、意識啓発に取り組みます。
主な取り組み
再発防止月間
平成28年12月に施行された「再犯の防止等の推進に関する法律」では、国民に広く再犯の防止等についての関心と理解を深めるために7月を「再犯防止啓発月間」と定めています。
「社会を明るくする運動」への参画
「社会を明るくする運動」とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
社会を明るくする運動「室蘭地区推進委員会」
再犯を防止して立ち直りを支える活動の重要性を市民の各層に広く周知し、理解を深めてもらうための活動に取り組んでおり、地区ミニ集会や小中学生弁論大会等を開催しています。
- お問い合わせ
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生活環境部/地域生活課/市民生活係
〒051-8511
室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2951
FAX:0143-23-2133
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