室蘭市旧室蘭駅舎
説明
旧室蘭駅舎は1912(明治45)年に建設された道内の駅舎の中では最古の木造建築物です。建築様式は、屋根の形状に特徴がある寄棟造りで、明治の洋風建築の面影を残す屋根や白壁づくりの外観、外回りは入母屋風で「がんぎ」と呼ばれるアーケード様式になっております。細部の意匠は、洋風に仕上げられており、軒下の持ち帰り、屋根上のドーマー窓、方杖をもったアーケードの軒支柱、1階の縦長の窓等に特徴があります。3代目の室蘭駅舎として1997(平成9)年まで稼働しておりました。現在は、ホールや展示スペース、休憩所として一般市民に開放され、敷地内には石炭運搬に使われていたSLも展示されています。(2019.11~)
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