民俗資料館の常設展示
当館の常設展示室は2階になっており、4つのテーマで室蘭を体系的に紹介しております
郷土のあけぼの
恵山式土器

深鉢形土器で文様は斜行縄文、刻線文絵鞆遺跡から出土したもの。
骨針・銛・骨角器・装飾品

動物の骨で作った道具。遺跡から出土したもの。
皮はぎ・石のみ・石錐など

打ち欠いて作る打製石器。磨き上げて作る磨製石器。
亀ヶ岡式土器

縄文晩期。薄手で文様も変化にとみ全体に優美。
円筒土器

縄文中期厚手で貯蔵用。
続縄文人の復顔像

警察庁科学警察研究所が法医学的な見地から復元。
開拓の歴史
プロビデンス号(模型)

英国の探検船プロビデンス号。寛政8年(1796年)絵鞆に来航した。
屯田兵

明治20年(1887年)と明治22年に防備と開拓のために入植した人達。
屯田兵の官給品

将校用書籍整理箱。
港まちのにぎわい
銭箱

商店や漁場の小額金銭出納用具です。外部が厚さ2.5センチメートルのケヤキ板。内部の引出しは桐製で、箱の半分があげぶたになっており、前面のあげ戸を引き上げなければ、下段の隠し引出しの所在がわからないようになっています。
行商箪笥

ケヤキの表引とヒノキの内張りで、4段棚と引出し付き。上下はめこみ式ケント゛ンぶた型で、タハ゛コ類の行商用。
印絆纏

石炭荷役の沖仲士用の皮絆纏。
産業のあゆみ
地球型石炭ストーブ

明治20年代以降、北海道内の鉄道列車の暖房用に取付られた鋳物製ストーブで、愛称は「タコ」。
石炭荷役の沖仲仕

印半纏に腹かけ、ももひき、巻き脚絆に高丈で、肩に天秤棒をかけ石炭パイスケ(竹篭)をかついでいます。
戦争中の市民生活

軍装・非常時用品・千人針・日の丸国旗。
恵比寿・大黒天

輪西製鉄所(現新日本製鐵)の初出銑記念品で、明治42年(1909年)製。
差しふいご

長方形の木箱に取り付けたピストンで風の出し入れを行う。送風口と吹気口には空気の逆流を防ぐタヌキの皮などが張ってあります。砂金探しのたたら師や鍛冶屋たちが、このふいごをかついで各地を渡り歩いたのです。
艦砲弾の破片

昭和20年7月15日室蘭市内に撃ち込まれたもの。
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室蘭市幸町1番2号
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