ひきこもりについて
「ひきこもり」の定義について
「ひきこもり」とは、「さまざまな原因で社会参加(就学・就労など)を行えず、6か月以上にわたり、おおむね家庭にとどまり続けている」状態をいいます。
広い意味では、外出などが出来る状態でも外出先が特定の施設・居場所等に限定される場合は、「ひきこもり」に含まれます。
ひきこもりに関する相談はどの時点で?
ひきこもりに関する相談は、「早期発見、早期対応が大切」と言われています。その理由は、本人の精神的なストレスがかかった期間が長くなると精神的に不安定さが増したり、ひきこもり状態に満足してひきこもり状態が長引びいて状態が変わることに抵抗感が出てくると、考え方が安定志向になり、社会に出ることに不安感が増して自立が難しくなることや、短期のひきこもりと長期のひきこもりでは、本人や家族の状況が変わってくるために、社会復帰までの時間や支援の内容が全く異なってくるからです。
このため、ひきこもりの相談は、ひきこもりになりそうな精神的に不安定な状況(職場でトラブルがあって、それ以降職場に行けなくなった。退職して失業給付を受けているが、就職先が見つからず、就職活動をしていない・する気が起きないなど。)に置かれた時(おそれ)からでも、相談を受けることをお勧めしています。
また、近年社会的問題として言われている「8050問題」のように、長年家計を支えてきた親が高齢化したことで、就労してこなかった子どもの将来的な経済的自立への不安が出て来たときなども、相談をお勧めします。
「お悩み」「気になること」「不安なこと」など、どのようなことでもかまいません。あなたが一歩を踏み出したいタイミングで、お聞かせ下さい。
個人に関する秘密は、厳守致します。
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