第27回「大腸がんのお話し」
平成28年3月16日
第27回がんサロン「ひまわりの会」を開催し8名の方が参加されました。
緩和ケアチーム 澁谷均医師を講師として「大腸がんのお話し」というテーマで行いました。
大腸がんの疫学・メカニズム・当院における症例など、分かりやすく紹介されました。
胃部と比べると前処置のわずらわしさや、お尻からの検査という恥ずかしさなどで検診受診率が低く発見が遅れがちになること、がんがどこにできるかにより術後のライフスタイルが変わる(ストーマ造設を選択しなければならない)場合があることなど説明がありました。
大腸がんにおいても早期発見が大切であるため「何かおかしい」と思ったらすぐに相談することが大切であると説明があり、皆さん大きくうなずいていらっしゃいました。
また、食事と関連する病気であるため、食事形態や排便コントロールにも注意するようアドバイスがありました。
その後は栄養科特製「ベビーカステラ」を食べながら近況報告会を行いました。
次回は平成28年4月20日13時30分から「食欲不振時の食事と工夫~調理と試食」というテーマで緩和ケアチーム 管理栄養士 関川由美が担当します。
次回も多くの皆さんの参加をお待ちしています。


