神経内科
当科は、主に神経に原因を有する病気を診断し内科的に治療する治療科です。 神経は、中枢神経(脳と脊髄)と末梢神経に分けられます。これらの神経が障害されることにより、「手足に力が入らない」、 「上手く歩けない、ふらつく」、「めまい」、「しびれ」、「言葉がでにくい、もつれる」、「物忘れ」、「頭痛」など様々な症状が出現します。気になる症状のある方は是非一度受診してください。
診療予定表
内科1診
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- 完全予約制・紹介での受付となります。
- 毎週水曜日は院内の紹介のみの受付となります。
診療している主な疾患と検査・治療について
- アルツハイマー型認知症
- パーキンソン病
当科の特色
治療内容
パーキンソン病は、人口10万人あたり約150人の患者さんがいる頻度の高い病気です。40歳以下で発症することもありますが、一般的には50歳以上で発症することから、人口の高齢化に伴い患者さんは増加しています。 パーキンソン病の代表的な症状は「手足の振るえ」です。約7割の患者さんが、片方の手または足が振るえることで発症します。 この他に、「動作が遅くなる」、「筋肉がこわばる」、「バランスが悪く転びやすくなる」ことが主な運動症状です。 歩くときに、最初の一歩が出にくくなることや、歩幅が小さくなり足が上がりにくくなることも特徴です。 また、パーキンソン病になると、 「意欲がわかない」、「気持ちが落ち込む」、「眠れない」、「便秘になる」などの運動以外の症状もみられます。
パーキンソン病の原因は、脳の中で「ドパミン」という神経の連絡に必要な物質が不足することです。これをお薬で補充することで症状が改善します。現在、パーキンソン病の治療は進歩し、たくさんのお薬が開発されています。 また、2000年以降は国内でも脳深部刺激療法という外科手術が推奨されています。気になる症状があったら、ためらわずに受診してください。
神経が障害されることによりおこる主な症状
- 手足に力が入らない
- 上手く歩けない、ふらつく
- 言葉がでにくい、もつれる
- 物忘れ
- 肩こり
- 眠れなくなる 等
上記の症状にはある日突然出現する急性疾患と、ゆっくり出現し徐々にはっきりしてくる慢性疾患があります。急性疾患の代表的なものは、脳に栄養を運ぶ動脈の流れが悪くなり起きる脳梗塞です。 慢性疾患の代表的なものは、神経変性疾患があります。最も患者さんが多いのはアルツハイマー型認知症、次に多いのがパーキンソン病です。
医師紹介
役職・職種 |
嘱託医 |
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名前 | 大塚 千久美(おおつか ちぐみ) |
経歴 | 岩手医科大学(1999年卒) |
資格 | 日本内科学会認定医、日本神経学会指導医・専門医 |