救急外来

当院は、西胆振地域唯一の脳外科、精神科診療が可能な総合病院で、高エネルギー外傷の受入れも積極的に行っています。
脳血管障害・高エネルギー外傷の場合、より早くより正確な診断と治療を受けられるかが、その後の回復を左右すると言われています。
当院では救急隊を含めた多職種と連携しながら、病院到着前から専門性の高いケアが実践できるよう独自のシステムを整えています。
ドクターカーは24時間対応しており、要請があれば医師と看護師が出動します。平成30年度よりナースカーの出動も開始しました。これは脳血管障害の疑いのある患者さんが遠方から搬送される際、病院到着後すぐに治療が開始できるように、看護師のみが出動し救急車内で治療に必要な処置を行うものです。
高いスキルを持った看護師が、医師と情報共有しながら、院内外において適切な観察と処置、看護ケアを行っています。
救急外来では患者さん・ご家族と関われる時間は短いのですが、救急搬送されてきた場面だけではなく、その方がどのような生活を送ってきたのか、どのような人生観を持っているのかを尊重し、最善の看護を提供することができるように心がけています。