MRI


MRI検査
MRIとは、Magnetic Resonance Imagingの頭文字をとったもので、日本語で磁気共鳴画像といいます。
MRIは、CTやレントゲン撮影などと異なり、X線を使わず、磁力と電波(電磁波)を使用しているため、放射線被ばくはありません。
MRI検査は強力な磁石でできた筒の中に入り、磁石を利用して、体の組織を撮影する検査です。
MRI検査では様々な病巣を発見することができますが、特に脳や脊椎、四肢、骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能で知られています。
検査の内容
- MRIは、ベッドに寝て検査を行います。そして、撮影する部位に信号を読み取るコイルという装置をのせます(できるだけ体を動かさないでください)。
- 検査の部位、内容によって、息止めが必要になります。
- 検査時間は、目的や部位によって異なりますが、通常約15分から30分です。
- 撮影中は、機械から連続的に「ドンドンドン」という大きな音が聞こえます。



検査の諸注意
MRI検査室は、非常に強い磁場が発生しているため、金属類の持ち込みは禁止となっています。
また、以下の方は検査を受けられないことがあるので、必ずスタッフに申し出てください。
- 心臓ペースメーカーが留置されている方
- チタン製以外の脳動脈瘤クリップが入っている方
- 人工内耳、人工中耳の方
- 事故などで体内に金属片が入っている方
- 外科手術でクリップなどが埋められている方
- 刺青が入っている方