CT


CT検査
Computed Tomographyの頭文字をとったもので、日本語でコンピューター断層撮影といいます。
Aquilion ONEは、320列面検出器を搭載しており、1回の撮影(1回転:0.275秒)で160mmの範囲を検査することができます。短時間で撮影できるため、心臓のような動く部分でも動きの少ない画像となります。
Aquilion Primeは、AI技術を用いることで少ない被曝でノイズの少ない画像を提供することができます。
2台の装置を検査内容に合わせて運用しています。



検査の内容
単純CT(造影剤を使わないで撮影するCT)
- 検査中は、ベッドに寝て検査を行います。検査する部位(胸・腹等)によって息を止めていただきます。息止めの時間は15秒程度です。息止めに自信のない方は担当技師に申し出てください。
- 検査時間は5分から10分程度です。
造影CT
- 造影剤というX線を吸収する(写真には白く写る)薬を手の甲や腕の静脈(場合によっては足の静脈)から注入して撮影します。
- 造影検査は、単純CTよりも、動脈、静脈、リンパ節、腫瘍などの詳しい情報が得られます。
- 複数回息止めが必要な撮影があります。
- 検査時間は15分程度です。
造影CT検査の諸注意
造影CT検査を受ける方で次に該当する方は、医師にご相談ください。
- 過去に造影剤を使用して、気分が悪くなった方
- アレルギーがある方
- 気管支喘息がある方
- 糖尿病薬を使用している方
造影検査では、造影剤が注入されるとき、体が熱くなる感じがします。皆さん起こりうることなのでご安心ください。ただし、稀に造影剤のアレルギー反応によって副作用(吐気、皮膚のかゆみ等)が出ることがあります。 その場合はすぐに、担当技師にお知らせください。検査を中止し、医師が適切な処置を行います。