peacock

2019年1月、室蘭市中島町のシャンシャン通りにオープンした美容室

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『ピーコック』

当店を営むのは、室蘭育ちの伊藤奈々さん

2019年　地元室蘭で自分のお店を持つ夢を叶えました。

お店の名前のpeacock（ピーコック）は

「孔雀」

を意味します

お客様の魅力を引き出し、孔雀の羽のように華やかでお洒落な変化のある多彩なお店をお客様と一緒に作っていけたら・・・

との思いを込めて、名付けたそうです。

伊藤さんは、高校の修学旅行に行った沖縄が忘れられず、高校卒業と同時に沖縄へ

ゲストハウスで働いて、仕事もプライベートも充実した生活を送っていましたが、

月日が経つにつれ、

「小さな頃から憧れていた美容師の夢を叶えたい」

「地元に帰りたいな」

との思いが強くなったといいます。

通信教育で美容師の資格を取得し、室蘭内外の美容室で経験を積み、2019年に念願のお店を開業！

起業前は、伊藤さん自身、どのタイミングで起業すべきなのかもなかなか決められず、そもそも何から初めたらいいのだろう…？と悩む日々が続いたそう。

そこで、勇気を振り絞り、室蘭市役所や室蘭商工会議所など創業に関する相談窓口を訪問

その行動こそ、「今思えば、人生の転機だったのかも！」　そう感じているそうです。

（伊藤さん）「訪問する前は、商工会議所も市役所もとても敷居が高い場所で、お堅い方しかいないと思ってました（笑）」

「でも実際は、とても話しやすくてほっとしました。特に商工会議所で担当してくださった方には、事業計画の立て方や融資の申請方法等色々アドバイスいただいて。『よし！起業するなら今だ！』と気持ちも固まりました」　

アクション起こすことが夢の第一歩！勇気を振り絞って良かったとお話しくださいました。

室蘭市創業支援事業補助金（空き店舗改修補助金＆家賃補助金）も活用

改修費用が開業する際の1番のネックだったため、補助金を満額申請できたことは開業の後押しになったとのこと。

お客様にはリラックスしてもらえるよう、かつ、外の通りからは美容室のゆったりした雰囲気が伝わるように、設計会社のアドバイスも受けながら外装・内装の工夫を凝らしたそうです。

沢山の世代の方を素敵に格好よく！

（伊藤さん）「美容室はただ髪を整えるだけではなく、リラックスする時間や癒やしを求めて来る方がとても多いんです。自分のお店を選んで来てくれるお客様には、気持ちよい時間を提供したいと思ってます」

伊藤さんは、お客様への施術はもちろん、お店のこと全てを一人で行っています。

コロナ禍で一時はお客様の来店が減少したものの、緊急事態宣言が解除された後はほとんどのお客様が戻ってきてくださったそう。

（伊藤さん）「自分のお店を持ってからは、以前より一人ひとりお客様が何を望んでいるか、どうしたら少しでも希望を叶えてあげられるか…「責任感」を強く持って対応していると思います。今の仕事に対する姿勢が将来の自分に良くも悪くも返ってくるはず。大変なこともありますが、やりがい・充実感のある日々です」

「そして、離れてみて初めて室蘭の良さにも気づいたんです」

学生の時には何もない田舎だなと感じていた室蘭も、今は、日常生活には全く不便ないし、リフレッシュする山も海もあって過ごしやすいマチと感じるそうです。

『室蘭を一度離れること、私は悪いことじゃないと思います。若ければ若いほど、外の世界も見たくなるのも分かりますし、色々な場所で、沢山の人と出会い刺激をもらう中で、自分の本当にやりたいことが見えてくることもあると思ってます。

やりたいことを実現する場所として、室蘭市を選んだならば、マチの人が温かいこと、応援してくれる窓口も充実していることにきっと気づくはず。まずは、室蘭市のマチをゆっくり見てほしいです！』

2019年1月創業