現場女子にインタビュー

三好製作所を支える現場女子、田坂さん（写真内、左）、半澤さん（中央）、佐藤さん（右）にお話を伺いました。

－－入社しようと思ったきっかけと現在の担当業務を教えてください。

（半澤さん）私自身、内気なこともあり前職も工場内の仕事をしていました。接客業のように直接的に人に喜ばれる仕事よりも、ものづくりを通して、自分の手が加わった商品が間接的に人の手に渡って喜ばれる仕事がしたいと思い仕事を探していたところ、ご縁があって入社しました。室蘭出身、現在入社6年目で、製品製造の最終工程にあたる完成品の検査に就いており、弊社の看板商品の一つである「GEL-COOL」をはじめとするお弁当箱や病院等で利用いただく食器等の検査を担当しています。

（田坂さん）実は半澤さんと高校時代から親交があり、前職も同じ工場で勤務していました。他の仕事も経験してみたい気持ちが芽生え、転職を考えていた時、弊社求人情報が目に止まり、半澤さんに「一緒に応募してみない？」と声をかけ、一緒に入社しました（笑）。室蘭出身、現在入社6年目で、射出成形のライン作業や完成品の検査を担当しています。

（佐藤さん）子育てをしながらも、新しいことにチャレンジしたい気持ちから転職を考えていた頃、とあるテレビ番組のイチオシ商品紹介コーナーで弊社の製品が紹介されており、「工場見学OK」のメッセージに誘われて会社訪問した際、社長自らによる親身な対応と熱い会社説明に心を打たれて入社を決めました。室蘭出身、現在入社3年目で、半澤さんと同じ完成品の検査を担当しています。

ー－皆さん揃って室蘭出身、転職で入社されたんですね。前職との違い等、御社で実際に働いてみた感想はいかがですか？

（半澤さん・田坂さん）”工場”という言葉からある程度の力仕事を覚悟していましたが、いざ入社してみると、ありがたいことに、重たい材料の運搬等の力仕事は男性社員が担当、女性社員には力仕事が生じないよう配慮をいただいています。力仕事以外では、男女の区別無く女性もたくさん在籍しており、20～70代まで幅広い年代が活躍しています。また、”工場”と聞いて立ち仕事をイメージする方もいるかもしれませんが、持ち場によっては1日中座って作業することもあります。割合としては男性が多い環境ではありますが、男性上司も相談事に対して融通を利かせた対応や、女性に寄り添った調整をしてくれます。仕事の合間の仲間との雑談で気分転換しながら、それぞれが担当の仕事をしっかりとこなす、とても働きやすい環境です。

ーー佐藤さんは働きながら子育てされていますが、会社や先輩方のサポート体制はいかがですか。

（佐藤さん）子育てに理解のある職場だと自信を持って言えます。こどもがいると急な体調不良や行事ごと等、想定外のお休みをお願いしなければならない場面もあるのですが、発熱時にはお休みの調整だけでなく、こどもの様子まで気にかけてくれたり、親身になった対応をしていただけるのが本当にありがたいです。家庭の事情等で長時間働くことが難しい方であれば、パートで働くこともできます。また繁忙機は残業になることもありますが、もちろん残業した分はしっかり手当が支給されるので、そういった面でも安心です。

ーーお三方のお話から会社の魅力や職場の雰囲気の良さがすごく伝わってきます。入社にあたり資格などは必要でしょうか。

（佐藤さん）資格も経験も必要ありません。どの仕事にも通じると思いますが、初めは新しいことを覚えるのに慣れるまで少し大変に感じることもあるかもしれませんが、たくさんの先輩職員が独り立ちするまでしっかりサポートする体制が整っています。基本的には、毎日同じ持ち場を担当しますが、もし別の担当に挑戦してみたい気持ちが芽生えたら、気兼ねなく相談できる風通しの良い職場なので、安心してください（笑）

ーー最後に、このインタビューを読んでくださっている現場女子を志す女性の皆さんにメッセージをお願いします。

（半澤さん・田坂さん）弊社は手先が器用な方、細かな作業がお好きな方におすすめできる仕事が多い職場です。また温かい先輩達が多く、工場での勤務経験がない方でもチャレンジしやすい環境が整っています。同じ現場女子として互いに相談し合ったり、支え合ったり、お互いの存在を励みに、毎日楽しみながら一緒に働けたら嬉しいです。是非私たちと”室蘭のものづくり”を支えましょう。