医療用麻薬は、手術時の麻酔での鎮痛や、激しい痛みを伴う病気の患者さんの苦痛を緩和するためになくてはならない薬です。しかし、乱用による健康被害が社会的に問題となっているため、法律による厳格な管理と使用が義務付けられています。当院では、専任の薬剤師が麻薬管理者として、医療用麻薬の購入、保管、返品・廃棄、記録などの管理業務を行っています。 2012年6月からは、特に麻薬の使用頻度の多い手術室に薬剤師が出向き、麻薬、向精神薬、麻酔薬等の管理を看護師と協力して行っています。