現場女子にインタビュー
室蘭ハイヤー株式会社で現場女子として働いている入社1年目の伊藤才子さんにお話を伺いました。
時間の融通が利く仕事
――入社しようと思ったきっかけを教えてください。
大分県で介護タクシーをしていましたが、1年前に親の介護のため室蘭に戻ってきました。
私は介護中のため働く時間に制約があることから、勤務シフトに融通の利く室蘭ハイヤーで働けたらと思ったのがきっかけです。
フルタイムではない働き方ができるので、時間の調整がしやすく助かっています。
――地元とは言え、長い期間室蘭を離れていたので、慣れない道、冬道などは大変だったのでは?実際に働いてみてどうですか。
私の場合、介護タクシーの経験がありましたので2種免許も持っていましたし、人を乗せて運転する仕事に抵抗感はありませんでしたが、業務内容や土地勘など初めてのことばかりだったので、最初は覚えることに必死でした。
慣れるまでは社長の方が色々心配して気遣ってくれましたが、やるからにはしっかり稼ぎたいと思っていましたので、私から社長に深夜帯のシフトで働かせてほしいとお願いしました。
初めは酔ったお客さまからの暴力はないか、セクハラはないか、難しいオーダーはないか、詳しい道がわからなかったらどうしようと不安に思うこともありましたが、遠隔でのサポートやベテランの先輩方が優しく教えてくれるので、ひとりで悩むことなく働けています。
送迎中で、自分にとっては当たり前のお手伝いにも、「丁寧にありがとう」と声をかけてもらえることもあり、今までやってきたことのノウハウも少しは役に立っている、と日々やりがいを実感します。
――伊藤さんは兼業で個人事業主として介護タクシーも営んでいると伺いました。
室蘭ハイヤーでは、深夜帯で働いて、それ以外の時間は親の介護や介護タクシーをしています。
私が以前いた大分県は福祉に手厚く、介護タクシーが多かったですが、このあたりの地域はまだ介護タクシー自体の認知度が低くサービスも少ないので、だったらこれまでの経験も踏まえて自分でやってみようと思いスタートしました。
高齢者や障がい者など、身体的に外出が困難な方々が安心して外出を楽しめるようにサポートすることで、母の住むこのまちが少しでも住みやすいまちになるよう、大変ですが使命感を持ってがんばっています。
親の介護をしながら行えるので、この働き方を認めてくれている室蘭ハイヤーには感謝しています。
――最後に、就活を考えている方にお伝えしたいことはありますか。
私もそうでしたが、働きたいけど時間に制限があって働けないという女性は多いと思います。そんな人でも働けて、しっかり稼げるのがタクシー業界の強みだと思います。
お客さまから「助かったよ」と直接感謝を伝えられるのも嬉しいですし、とても励みになります。指名で仕事の依頼がくると、自信にも繋がりますね。
女性でも運転の仕事をやってみたいという気持ちをお持ちの方は是非来てください!人のために何かをしたいと思っている方にとってはとても楽しいですよ!
当社でぜひ一緒に働きませんか。