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総務部長(人事担当部長)にインタビュー

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今回は、人事担当の岩見総務部長にお話を伺いました。

北日本製鉄所 岩見恭司総務部長の写真
北日本製鉄所 岩見恭司総務部長

――はじめに、北日本製鉄所室蘭地区の現場で働いてる女性従業員はどのくらいいらっしゃいますか?またいつ頃から女性採用をはじめたのでしょうか。

はい、現在の女性従業員数は34名います。平均年齢は23歳です。
昔は、製造業自体どうしても力仕事が多い業界だったので、事務職員以外はほぼ男性職場でした。少しずつ機械化が進む中で、色々と働き方も変わってきて、当社では2011年から本格的に女性採用をはじめました。


――10年以上前からはじめた女性雇用も、今では30名を超えているのですね。今後も毎年採用をしたいというお考えですか?

やる気があれば性別関係なく採用したいですが、実際に現場をみると、女性がいることでうまくいく(円滑に仕事が回っている)と感じることが多いですね。
男性が採用できないから女性をという考えはありませんので、女性も積極的に応募してきてほしいなという気持ちです。

とはいえ、何もアクションを起こさなければ男性職場というイメージはまだまだ強いので、女性の応募は増えないと思っています。
社員には仕事のやりがいや意味を見いだして欲しいですし、会社としてもその思いをもっと表現してPRしていく必要があると感じています。


――「女性がいることで仕事がうまくいく」という点について、具体的に一例を教えてもらえますか。

当社の製品は、生き物を扱うのと同じくらい繊細です。
そういう製品をつくる仕事の中で、女性ならではのアイディアが良い方向に発揮されることが多々あります。
例えば、重い製品を運ぶにしても、より運びやすくするためには「取っ手」をつけたらいいんじゃないか等、働きやすい環境を作るために必要なことにちゃんと気づけて実行するのは、女性が多いですね。

また、「6S」という職場環境の改善・維持のために用いられるスローガンがあります。
整理、整頓、清掃、清潔、躾、作法をみんなで心がければ職場が綺麗になるというものですが、そういった部分でもしっかり指摘が出来る。
そういう意味でも欠かせない存在だと思っています。



――製造業界は人材確保が難しい業界のひとつだと思います。最後に、人材確保に向けた今後の展望を教えてください。

労働人口減少に歯止めがかからない中で、企業側も多様な働き方ができる職場づくりが必要になります。その中の一つが女性活躍の推進で、性別問わず皆が仕事に対してやりがいを持てるようにしていかなければいけないと思っています。
女性の良さは、集まったときの「共感力」!
チームで仕事をする機会が多い当社には必要な人材ですし、実際に女性従業員をみると非常に効率良く仕事を進めてくれていると感じています。

当社は人材の宝庫です!是非仲間として一緒に働きませんか?

お待ちしています。

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