本文へ

現場女子にインタビュー

ページ番号
3103436
更新日
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

製造業界の従業員の多くは男性が多かった時代も、徐々に変化し、今では多くの部署で女性が活躍しています。

エネルギー整備課 中田愛羅さんの写真
エネルギー整備課 中田 愛羅さん
工事管理課 髙橋明日香さんの写真
工事管理課 髙橋 明日香さん

――お二人の出身地や日本製鉄で働こうと思ったきっかけなどを教えてください

(中田)
私は小樽工業高校(現 小樽未来創造高校)出身で電気の勉強をしていました。
進路指導の先生の紹介で、当社の工場見学をさせてもらう機会があったのですが、そのとき現場で働いていた女性がとてもかっこよく見えて。私もこんな風になりたいなと思って入社を希望しました。
現在入社6年目です。

(髙橋)
私は帯広工業高校出身です。製造業に携わりたいと思っていて、進路指導の先生に「道内で1番大きな会社はどこですか?」と尋ねたときに、日本製鉄を紹介してもらったのがきっかけです。
今は電気関係の仕事をしていますが、もともと高校では機械の勉強をしていたので、一からのスタートでした。
現在入社2年目です。

(中田)
私は高校で電気分野を学んでいて配属は機械系、髙橋さんは高校で機械分野を学んで電気系・・
あれ?逆?って思いますよね(笑)
でも、どこの現場でもイチから学ぶことがほとんどなので、お互い切磋琢磨で頑張っています。



――お二人とも市外からの就職だったのですね!工業高校ご出身とのことですが、製造業界はやはり工業高校で学ぶ基本的な知識がないと実際難しいですか?

(髙橋)
いえいえ、そんなことはないです!普通高校出身の従業員も沢山います。
工業高校出身だと、普通高校出身の方より専門用語に馴染みがあると思いますが、それも仕事をする中でどんどん覚えればよい話、だれでも問題なく働けますよ。

中田さんと高橋さんのインタビューの様子
穏やかな雰囲気でのインタビュー(慣れない撮影で苦笑い)

――普通高校出身者でも働けることは、色々な人に知っていただきたいですね!
それでは、具体的にお二人はどのようなお仕事をされているか教えてください。

(中田)
私は、北日本製鉄所構内(以下「日鉄構内」)で機械メンテナンスの仕事を担当しています。
図面をみて色々な想定をしてメンテナンス部分を判断するのですが、稼働させてうまく直ったときは、何ものにも代えがたい達成感を感じます。
「男性従業員のサブ的な役割?」と思われる方もいるかもしれませんが、男女で仕事の差は無いと思います。だからこそ早く一人前になっていかなければという思いで日々頑張っています。

現場職は交替勤務が多いですが、私は8時30分から17時までの日勤です。

中田さんの働く様子
中田さんの働く様子

(髙橋)
私は、日鉄構内で電気設備工事の工事管理を担当しています。
直接工事する人ではなく管理側なので、最初はとても緊張しました。
性別は関係なく、知識と経験で勝負するような仕事なので、毎日が勉強です。

現場で工場の方や施工業者の方と話す機会も多いですし、デスクワークもあるので覚えることは多いですが、色々な人に良くしてもらって本当にありがたいです。
私も中田さん同様に、日勤で働いています。

髙橋さんの働く様子
髙橋さんの働く様子

――お二人とも沢山の経験が必要な仕事ですね。資格取得にも励んでいると伺いました。

(中田)
はい、日鉄構内で働くためには、業務に関する資格取得は必須だと思います。私も入社してから危険物取扱資格やクレーン運転の資格を取得しました。
指示を出すにしても当然持っていなければいけない知識なので大変でしたけど頑張れました。

(髙橋)
私は、クレーン運転の他にも消防設備士の資格を取得しました。
電気工事は多岐に渡るので、少しでも仕事に活かせるならと思い、勉強にやる気がでました!

中田さんと高橋のインタビューの様子
部署は違いますが、女性従業員同士色々情報交換されてるそう

――最後に、製造業で働くこと、北日本製鉄所で働くことへの思いをお聞かせください。

(中田)
私の職場は現場女子が7名いるのですが、会社側で女性専用の更衣室を設置する際、しっかり要望を聞いてくれたことが印象的でした。「会社も女性のことを考えてくれているんだ」と思えて嬉しかったです。
仕事だけの生活だと色々詰まることがあると思いますが、有給休暇を使ってリフレッシュする従業員も多く、私も旅行など楽しんでいます。福利厚生がしっかりしているのもこの会社の良さだと思います。

一方で、製造現場で働く女性は、運動神経が良くなければダメなんじゃ・・というような体育会系なイメージが世間ではまだまだ強い気がします。私の感覚だと、働いていくうちに必要な体力はつきますし、例え運動が苦手だなという人でも問題無く働けると思います。

そういう小さな誤解が少しずつ解けて、現場女子がもっと増えていけばいいなと思っています。

中田さんのプライベートの様子
中田さんは、大好きな旅行を満喫!

(髙橋)
私も中田さん同様に、有給休暇を取ってプライベート時間を楽しむようにしています。 コロナ禍での入社だったので、なかなか職場の人と外食する機会が持てない2年間でしたが、最近少しずつ交流が持てるようになって嬉しいです。

私は、電気設備工事の管理業務に携わって、電気のありがたさを感じることが増えました。
日常生活で例えるなら、信号です。
さも当たり前に動作していますが、ソフトを組んだ人、設置工事をした人、メンテナンスをする人、管理している人がいて・・・ひとつの設備が正しく働くために、多くの人が関わっているんだなと改めて実感しました。同じように、そうした人達の日々の努力により、設備が安定に稼働し、操業が成り立っているんだなと感じます。
その一役を担う仕事にやりがいを感じていますし、製造業特有の大きな設備を持つ日本製鉄に入社して、貴重な経験をさせてもらいながら、毎日楽しく仕事しています!

女性でも「製造業いいな」と思っている人はいると思います。 まずは、工場見学に来て欲しいなと思います!

高橋さんのプライベートでの様子
髙橋さんの特技はモトクロス
独身寮、食堂、個室の写真
自社保育所の写真
自社保育所

日本製鉄構内には沢山の職種があって、女性活躍の場も様々!
教育環境も整っているので、多くの人に興味を持ってもらいたいと思います。

ページトップへ