女性社員にインタビュー
実際に船舶代理店課・営業課で現場女子として活躍している(左手前から)金森さん、塩川さん、(左後ろから)水澤さん、松元さん、田村さんにお話しを伺いました。

大変さもあるが、やりがいを感じる仕事

――皆さんの仕事内容や実際に働いてみて感想を教えてください。
田村:転勤を機に、営業課に配属されました。専門的な知識がないままではだめだと思い、勉強して通関士の資格を取得しました。
資格取得のため、社内にいる税関のOBに研修をしてもらったり、通信教育で学びました。
資格取得後は、法律を理解して資料を作成したり、お客様に根拠のある説明ができるようになりました。世界情勢によって法律が変わるため、一度資格を取得しても勉強し続けなければいけないので大変な部分もありますが、その分やりがいを感じています。

金森:私は船舶代理店課の現場職で初めての女性採用でした。入社当時は、探り探り女性の私にもできる仕事を考えてくれていましたが、女性だからといって出来ない仕事なく、今は男女の差は感じません。
仕事の内容は、クルーズ船対応を担当することが多く、税関とのやりとりや、当日の乗組員のサポートや緊急時対応など様々です。
乗組員、お客様が違えば対応しなければいけないことも変わります。正解がなく、臨機応変さが求められる難しい仕事ですが、チームで対応できたときの達成感がありますし、回数をこなしてその都度学びを得ていけば、スキルも上がっていく楽しさがあります。
この仕事が好きなので、早くコロナが落ち着いてクルーズ船が来るのを楽しみにしています。

塩川:私は船舶代理店課で経理業務を担当しています。船舶代理店課の現場での仕事は、男性にしかできないと思っていましたが、金森さんが入社して、女性でも活躍できると実感しました。
女性ならではの察する力や優しさ、温かさがあり、職場の雰囲気も良くなったように感じています。新入社員も増えて、私も今後が楽しみです。
学んできた語学を生かして働きたい

――入社のきっかけや今後の抱負を教えていただけますか。
松元:大学で学んだ語学を生かせる仕事に就きたいと思い、入社しました。
入社1年目で、先輩から入出港の基本的な手続きを教わっていますが、実際に船が入ったときのために、イレギュラーなことにも対応できるようにしっかり勉強していきたいと思っています。

水澤:入社2年目で、主にコンテナ船や貨物船を担当しています。
コロナが明けたらクルーズ船も入ってくると思うので、一つ一つ現場での経験を重ね、対応など一生懸命取り組みたいと思います。

金森:船舶代理店課の仕事は、自分が学んできた語学を生かして働いてみたいという人が比較的多い分野だと思います。
私は外国の方と会話をする仕事に就きたかったので、当社を選びました。“会話力を生かそうと思って就職したら、英会話はほとんどなく、英文の書類を読む仕事だった”というミスマッチのパターンもあると思うので、就職活動の際には、自分がやってみたい仕事に関して広く調べてみることをお薦めします。
その中で運輸業務も選択肢に入ってくれると嬉しいですね。
