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現場女子にインタビュー

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3103363
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入社2年目、異業種から転職した塩谷幸子さんにお話しを伺いました。

転職のきっかけは“バスの運転が楽しい!”

インタビューを受ける塩谷幸子さんの写真

――異業種からの転職と伺っておりますが、入社のきっかけを教えていただけますか。

前職からの転職を考えていたときに、偶然会社説明会のチラシを見て、“バスが運転できます”と書いてあったので、興味が沸き、参加したのがきっかけです。

まさか自分が実際に入社するとは思ってもいませんでした。

会社説明会でバスを運転したらすごく楽しかったんです!!もっと運転してみたいという気持ちになりました。

年齢もあり、入社は難しいかな?と考えていたのですが、“入社試験を受けてみたらどうですか?”と当時の担当者の方がおっしゃってくださり、挑戦することを決めました。

大型自動車免許を持っていなくて55歳で入社した方がいるという話を聞いて、“私にも挑戦できるかもしれない!”と挑戦する勇気がでましたね。

男女関係ないからこそ、やりがいを感じる

運転する塩谷さんの様子

――入社後、実際にバスを運転するまでの流れを教えてください。

普通運転自動車免許は持っていたので、3週間ほど自動車学校に通い、大型自動車免許を取得しました。自動車学校に通っているときは、先輩ドライバーのバスに乗って線路を覚えるなどできることをやっていました。

取得後についても、3か月程度、先輩が付きっ切りで教習をしてくださり、バスのドライバーとして安全な運転ができるよう指導をしてもらいました。

教習中は、言い方など女性だからこそ気を使ってくださっていた部分はあったかもしれませんね。先輩方に支えてもらったと感じていますし、だからこそ恩返しは、しっかり良い運転をすることだと思っています。

社内で談笑する様子

――実際の業務の中で、男女の差を感じるところはありますか。

もちろん体力や腕力など差を感じる部分はありますが、そういう部分は男性社員が“大丈夫ですかー?”と声をかけてフォローしてくれています。私自身、基本的にそれ以外は感じていませんね。

仕事で求められることは男女で差がない分、やりがいはとても感じます。一生懸命仕事に打ち込んでいれば、会社もその思いに答えてくれます。

それに頼りになる先輩が多いので、困ったことがあると必ず助けてくれます。私より若い従業員も多いですが、みんな気さくに話しかけてくれて、働きやすさを感じています。

30~40代の方も正職員で働くことができる

インタビューに答える塩谷さんの様子

――実際に働いてみて感じたことなど教えていただけますか。

ドライバーはお客さんと会話もできますし、接客業のような要素もあり、とても楽しいですよ。“頑張ってね”と声をかけてくださる方もいるので、嬉しいですし、直接伝えてもらえるとモチベーションが上がりますね。

毎日シフトが代わるので、慣れるまでは正直大変でした。シフトによっては4時台に出社という日もありますが、昼過ぎには帰れるので、考え方によっては、自由に使える時間を十分とれると思います。

また、30~40代の方でこれからお子さんの進学等にお金がかかることを考えると、正社員での採用は魅力的ですよね。

私の周りを見ていても、子育てが落ち着いた40代過ぎての再就職となると、正職員での採用は一気に難しくなる印象があります。

道南バスは、50代の私でもチャレンジ精神を買って受け入れてくれました。女性で私より若い方はもちろん、同世代の人にもドライバーという職業を、一つの選択肢として考えてもらえたら嬉しいですね。

私も再チャレンジした身として、モデルケースになれるよう頑張っていきたいと思います。

運転する塩谷さんの様子
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