本文へ

社長にインタビュー

ページ番号
3103362
更新日
  • Xでポスト
  • Facebookでシェア

長谷川義郎代表取締役社長に現場での女性採用に対する考え、思いを伺いました。

安心安全な運行ができるよう育成環境を充実

長谷川義郎代表取締役社長の写真

――“バスのドライバー”と聞くと、もちろん大型自動車の免許が必要であったり、その他特殊な資格が必要なイメージがあります。入社前に必要な資格はあるのでしょうか。

もともとは、大型自動車免許がないと入社できない制度としていました。しかし、年々ドライバー不足が深刻化したということもあり、“運転に興味がある人は一から育てていこう”に転換をし、現在は養成制度を設けて、入社後に大型自動車免許を取得することができるようにしています。

免許取得後は、社内のドライバー、“運転のプロ”から、1対1で技術や路線に関する知識を指導・教育するなど、安心安全な運行ができるよう育成環境を充実させています。

実際に女性を採用したのも、大型自動車免許は持っていませんでしたが、運転業務に魅力を感じてくれていたからです。

今となっては、技術的な面では男女関係ありませんね。年齢や学歴も問わず、頑張る気持ちがあれば採用していきたいと思っています。

インタビューに答える社長の写真

――今後、女性ドライバーの方を積極的に採用していきたいと伺っておりますが、運転業務を担うにあたって、女性ならではの良さはあると思いますか。

運転技術としては、“慎重さ”“丁寧さ”が功を奏して、細かいところまで気を付ける人が多いように感じます。

また、実はバスのドライバーはただ運転するだけでなく、想像以上に接客を伴う仕事。接客の物腰が柔らかく上手な方が多いような印象があります。細かい部分まで気が利くと、利用者からの評判もいいですよ。

地域柄、頻繁に利用される高齢者の方も多いので、こちらとしても接客にも力を入れていきたいと思いますし、気持ちよくバスを利用してもらいたいですね。

――実際に私も道南バスを利用した際、女性ドライバーの方の丁寧な接客が印象残っています。

女性ドライバーが珍しいので、印象に残りやすいというのもあるでしょうね。

道南バスの写真

アットホームな環境でお互い支え合える関係

インタビュー中の社長の様子

――社長が考える“道南バスのドライバー”として働く良さ、やりがいなどアピールポイントを教えていただけますか。

私たちも女性を採用し慣れないこともあり、一つひとつ課題をクリアしているところですが、ドライバー同士のコミュニケーションを1番大切にして、出来るだけアットホームな環境づくりを心掛けています。

バスのドライバーは、力仕事はないですが、冬場の長距離運転など神経を使うことも多い仕事です。それを隠して採用はできません。精神的にも肉体的にも大変な部分はあると思いますが、だからこそ社員同士お互いに支え合えるような良好な人間関係が大切だと感じています。

当社は障がい者雇用もしているので、男女関係なく、“できる人ができることをする”という認識も自然と社内に広がっているように感じます。

また、景気の波に左右されにくく、比較的安定した賃金形態であるため、生活基盤が整うのも魅力だと思います。

もちろん育児休暇制度もあり、実際に現在取得中の男性社員もいます。

地域の活性化に夢を持って取り組む

インタビュー中の社長の様子

――最後に入社を考えている方にメッセージをお願いします。

当社は、「安全・正確・快適な旅客輸送への奉仕」を経営方針として、従業員は日々仕事に従事しています。輸送の安全はもとより、いっそう快適な旅客を目指し、車両設備の充実や社員教育の更なる向上を図っていきたいと思います。そしてもっとバスの利用者が増えるよう、ニーズをしっかり聞き、答えられるよう全力を尽くします。

そしてなんと言っても、地域の活性化に貢献できる会社であり続けたいと、私自身強く思っています。元気な北海道・道南地域に向けて、一緒に取り組みたいと考えてくれる方、夢をもって頑張ってくれる方とぜひ一緒に働きたいですね。

もちろんバスや運転が好きな方は大歓迎ですよ

駐車場のバスの様子
ページトップへ