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現場女子にインタビュー

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入社2年目、藤川建設で唯一の現場女子前田ゆりかさんと上司である工藤大樹建築工事長にお話しを伺いました。

現場で働く=力仕事ではない

前田ゆりかさんと上司である工藤大樹建築工事長の写真

――前田さんの入社のきっかけと現在の担当業務を教えていただけますか。

前田:専門学校時代は札幌で過ごしましたが、地方で生活したいと思い、高校生活を過ごした室蘭に戻ってきました。友達が身近にいるのはいいですよ。

担当業務は現場監督をしています。“現場監督”というと、汗をかいて筋肉質なイメージ?があるかもしれませんが、業務はかなり幅広く、職人さんが建物を作りやすいように発注をかけたり、工事工程の写真を撮ったり、事務作業など様々です。

現場での事故、ケガは絶対にあってはいけないこともあり“無理に重いものを持たないように”と周りの先輩方から声かけや配慮をしてもらっているので、力仕事はほとんどありません

仕事をする前田さんの写真

――建設業の現場と聞くと力仕事がメインであると想像しますが、そんなこともないのですね。

工藤:現場監督の仕事は管理する立場なので力仕事は少ないですね。現場と言っても事務作業が多いです。

前田さんは字も綺麗で、丁寧に仕事をしてくれているので、この仕事に向いているなと感じる部分も多いですよ。

また男性女性の体力面などを考慮して仕事を分けたり、声かけなどの配慮は心がけています。

資格取得に向け、会社全体も協力!

インタビューに答える前田さんの写真

――入社にあたり必要な資格などはあるのでしょうか。

前田:事前に必要な資格などはありませんが、現場では建築用語が飛び交うので、建築用語を覚えるのは大変でした。

現在は二級建築士の資格取得に向けて、学校に通って勉強しています。仕事の後に学校があるので早めに帰らせてもらうこともあります。会社や周りの先輩方も協力的でありがたいです。

将来的には資格を取得して、設計の仕事にも携わりたいと思っています。

現場にとってもプラスな存在に

現場で作業する前田さんの写真
現場で作業する様子

――工藤建築工事長に伺います。現場に新たに女性を配属するにあたり、受け入れる側として、なにか変化はありましたか。

工藤:建設現場は男性が多いので、同じ会社の仲間や一緒に働く現場の職人たちが、どう対応してくれるか不安な部分もありました。でも実際に前田さんが入ってから、現場の雰囲気が明るくなり、働く環境としてもプラスになっていると感じています。

また、受け入れる側の準備として、新たに女性専用トイレを設け、せっかくなので雰囲気を変えようと作業着も一新しました。

現場のトイレの写真

前田:もともと現場のトイレは、“臭いもきつい・狭い仮設トイレ”というイメージでしたが、トイレには洗面台やヒーターまで付いていて快適ですよ。外側には囲いも設置してくれているので、人の目が気になることもありません。

小さなことかもしれませんが、こういうイメージの違いも女性にはどんどんお伝えしていきたいですね。

――こんなに綺麗なトイレなんですね。私も昔ながらの簡易トイレを想像していたので、びっくりしました!

現場での前田さんの様子

――最後に入社を考えている方にお伝えしたいことはありますか。

前田:人間関係が良く、楽しい方ばかりで毎日楽しく仕事をしています。建築業は大変な仕事が多いと思われていますが、女性にもできる仕事はあります。

工藤:今は現場には前田さん一人しかいませんが、今後増えていくことで、女性同士の悩みなどを共有し、より働きやすい職場になっていけばいいなと思っています。

建築業に興味のある方はぜひ一緒にはたらきませんか。

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