第30回北海道思春期研究会
平成26年10月18日(土曜日)に、当院2階講堂にて北海道思春期研究会主催『第30回北海道思春期研究会』(テーマ:「高齢化を向かえる今、思春期教育を考える」)を行いました。当研究会は、室蘭市医師会・札幌医科大学医学部泌尿器科学教室・札幌医科大学医学部泌尿器科学教室同門会の後援を受け、院外からも多数の医療関係者が集まりました。
日本思春期学会北海道支部長・北海道思春期研究会会長である櫻木範明先生による開会の挨拶の後、まず、教育講演として、製鉄記念室蘭病院泌尿器科医長の上原央久先生による(座長は、札幌医科大学医学部泌尿器科准教授である髙橋聡先生)「小児の自己導尿」のお話があり、その後、特別講演1としてThe bird and beesの助産師である早坂一佐先生による(座長は、北海道大学病院婦人科講師兼診療准教授である渡利英道先生)「助産師が行う思春期教育」のお話がありました。
また、特別講演2としては、北海道室蘭栄高等学校の養護教諭である山崎由理先生による(座長は、市立室蘭総合病院泌尿器科の加藤隆一副部長)「生徒の心に響く性教育を目指して」と題したお話があり、特別講演3は、釧路市立病院泌尿器科部長である新藤純理先生による(座長は髙橋聡先生)「学校への出前授業を通して感じる事」についてのお話がありました。
最後に、第30回北海道思春期研究会会長をつとめる市立室蘭総合病院の宮尾則臣副院長の挨拶により当研究会は閉会となりました。
参加者は、心理的・環境的な要因が思春期教育にもたらす影響力の大きさを確認し、常に身近な存在である両親・学校・医療従事者間の協力と連携が欠かせないものである事を再認識しました。








