救急走行に特化した「安全運転研修会」を開催しました
市立室蘭総合病院では、救急車をはじめ、ドクターカーやナースカーなど複数の緊急自動車を保有しており、医療従事者がそれらを運転する機会も少なくありません。こうした背景から、安全運転に対する意識を高め、必要な知識を習得することを目的として、「安全運転研修会」を開催しました。
今回は、全国市有物件災害共済会 北海道地区事務局の相田 暁 様を講師にお迎えし、運転に関する責任やモラル、事故を防ぐためのポイント、緊急車両特有の運転上の注意点、過去の事故事例、万が一事故が起きた際の適切な対応など、幅広い内容についてご講演いただきました。
研修には、救急診察室の職員をはじめ、日常的に緊急自動車の運転や同乗を行う職員が参加しました。特に、実際の事故映像(ドライブレコーダー映像)の視聴では、緊急走行中のリスクをより現実的に認識し、事故の未然防止に向けた理解を深める貴重な機会となりました。
今後も当院では、安全で迅速な救急医療の提供を目指し、職員への継続的な教育と研修に努めてまいります。


