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「『まちの資源』を活かして移住を促進」移住コーディネーター大募集!

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北海道の南西部。工場の煙突と豊かな自然が絶妙に共存する室蘭市。
「鉄のまち」と呼ばれているこのまちでは、現在もたくさんのものづくり企業が技術を磨いています。
しかし「お仕事はあるのに手が足りない!」という企業も多く、人口減少も相まって地域の大きな課題となっています。

この課題を解決すべく、室蘭市は移住希望者に室蘭で働く魅力をPRすることで、移住後の生活の不安解消と企業の働き手確保につなげたいと考えています。
そのためには、企業はもちろん「実際に移住した人の目線」が不可欠です。そこで、職員と共に「移住者目線で移住促進を行う」という、「『人・企業・まち』の三方良し」を目指すちょっと変わった地域おこし協力隊の募集をはじめました!

移住希望者にまちの魅力と働く魅力を伝え移住をサポート!

知ってましたか?

総務省のまとめによると、令和5年度に全国の相談窓口に寄せられた相談件数は、なんと40万件以上!前年度から、約4万件も増加してるんです。
(もしかしたら、この記事を読んでいるあなたもその一人かも。)

リモートワークや副業の導入も進み、都市部から地方への人の移動は、新たな暮らしのあり方として広まっています。

移住者希望者の不安はさまざま

いざ移住を検討する際、なにを大事にしたいと考えるかで選ぶ地域は変わってきます。
中には二拠点生活という生き方を選ぶ方もいらっしゃいますが、こうした例はまだまだ稀です。
生活をがらりと変える移住には、やはりその場所で楽しく暮らす自分の姿を想像できることが何より重要なのではないでしょうか。

例えば、そのまちが自分が求めるまちの規模と比べてどうなのかというのも大きな課題のひとつ。「田舎暮らしには憧れるけど、あまりに田舎すぎるのもちょっと…」という方も多いのでは。
また「移住先での収入をどう確保するか」も移住者の前に立ちはだかる大きなハードルです。
せっかく気に入ったまちに出会えても、生活費がなければ暮らしていけません。大富豪でもない限り、暮らしを続けていくためにやっぱりお仕事は大事なんです。
慣れ親しんだまちを離れて新たな土地へ移住する不安は、事前に少しでも解消したいですよね。

お仕事たくさんあります!でも…

さて、「ものづくりのまち・室蘭」、こんなフレーズを教科書で見た覚えはありませんか?
製鉄業や鉄鋼業で有名な企業をはじめ、自動車の重要部品を作る企業から宇宙ロケットに関わる企業。またその関連企業や私たちの暮らしを支えるものづくり企業などが活躍しています。また、ものづくり企業だけではなく、室蘭には医療・福祉や建設業など幅広い職種が存在しています。

まちの規模もほどほどに大きく、もちろん大都市のような大規模なショッピングモールや地下鉄はありませんが、必要なものは市内であらかた揃うので、生活に不自由を感じることはほとんどありません。

でも、全国的に叫ばれる働き手不足の波は、ここ室蘭も同じ。
多くの企業では一緒に働く仲間を常に求めているんです。

移住者による移住促進プロジェクト!

つまり、あなたにお願いしたいのは
市内企業の働き手確保に向けて、移住したいけど収入が不安な移住希望者に、「働く場所」と「住むまち」の一体的なPRを行うことです!

そのため室蘭市では、移住希望者が抱える移住後の生活への不安解消にむけて活躍してくれる移住コーディネーターを募集しています。
具体的な業務内容は下記の3点です。

  1. 移住を検討している方からの移住相談対応
    仕事、家、子育て、移住支援制度など、様々な不安に対する相談役として対応。
  2. 働く場所と住むまちの一体的なPR
    移住サイトの更新や、室蘭で働く移住者へのインタビュー記事作成などを担当。
  3. 移住フェアへの出展
    年に数回、移住フェアでの相談対応があるので、来場者の集客に向けたPRや情報整理など。

もちろんあなた自身も移住者ですので、まずはご自身の目で室蘭のまちを見ていただきたいと思っています。地域や企業各社、まちに住む人々のことを知るところから始めましょう!職員もサポートします!

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▲市民のソウルフード「室蘭やきとり」

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▲ものづくりのまちの工場夜景

まずはあなたに好きになってほしい!

働く場所としての室蘭をPRするために、任期中は色々な企業の方とお話しする機会があるので、

  • 人に寄り添いコミュニケーションがとれる方
  • ものづくり企業の魅力に興味のある方

には、そのスキルを活かして活動していただきたいです。

また、企業との打ち合わせを通してその魅力を掘り出し、移住フェアや説明会で伝えていただくこともありますので、

  • お友達の長所を見つけるのが得意な方
  • みんなが知らないことを知るのが好きな方 

にも向いているのではないかと思います。

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▲様々な企業を訪問し魅力をキャッチ

市内企業と連携した活動が多くなるため、任期後はそのつながりを活かして企業に就業する道が考えられます。任期中から地域とのつながりを大切にした活動をしていけば、スムーズな進路を歩めるはずです。
また、近隣には任期後に起業した隊員もいるため、任期中から周辺自治体で起業した隊員経験者にお話を聞いたり、道や民間団体が主催する起業セミナーに積極的に参加してもらいたいと考えています。

『自分が移住したまちのことを、これから移住を考えている人に伝える』というお仕事ですので、まずはあなた自身に室蘭のことを好きになってもらえるよう、職員がしっかりサポートします。

すこしでも興味を持っていただけたら、応募前でも構いませんので、気軽にお問い合わせください!

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▲企画課職員と一緒に室蘭のPRを!

移住者インタビュー

現役地域おこし協力隊 山本瞳さん

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2024年9月に札幌から移住し、室蘭市観光課の協力隊として着任した山本瞳さん。
なんと家族で室蘭への移住を考えていたところ、タイミングよく地域おこし協力隊の募集を見つけたのだとか!

「室蘭には祖父母が住んでいたので、夏休みやお正月に遊びに来たことはあったのですが、実際に住んでみるとこんなに海や自然が近くに感じられるんだとびっくりしました!イルカや工場夜景が見られるクルーズ船にも感動です。」

現在は「道の駅カナスチールみたら室蘭の収益力強化」をメインミッションとし、市職員とともに日々奮闘している山本さん。就任当初を振り返るとこんなお話が。

「今思えば、室蘭に来てすぐの頃は自分のアイデアだけで突っ走っていたところがありました。でも、売り場のお仕事の内情など色々とお話を聞かせてもらうにつれて、まずは現場のみなさんが何に困っているのかを理解することが大事なんだと気づいたんです。」

また、道の駅の向かいにある北海道最古の水族館「市立室蘭水族館(室蘭民報みんなの水族館)」の若手スタッフと共に、水族館のオリジナルグッズも制作。
トートバック・クリアファイル・アクリルスタンド・ポストカードの4種類が、この春ついにリリースされました!

休みの日は趣味の弓道に汗を流したり、推しのLIVE(広島まで遠征したことも!)に参加したりとプライベートも充実。すでに任期後に向けた勉強も進めているそうです。

「自由なアイデアで、のびのび活動できる環境が整っています。市役所の職員の方も皆さん親身になってくれて、やりがいのあるまちですので、ぜひご応募ください!」

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募集について

募集期間

令和7年5月1日(木曜日)~令和7年7月14日(月曜日)必着

応募方法

下記書類を7月14日までに郵送またはメールしてください。なお、提出された書類は返却いたしません。
ご質問等ありましたら、お気軽にお電話やメールからお問い合わせください。

  1. 室蘭市地域おこし協力隊応募用紙
  2. 住民票の写し
  3. 自動車運転免許証のコピー(両面)

(注釈)地域おこし協力隊の経験者で、地域要件の特例の適用を受ける方は「2年以上続けて地域おこし協力隊として活動し、かつ解嘱から1年以内であることが確認できる書類(辞令の写し等)」の提出が必要です。

募集要項・申込書はこちら

地域おこし協力隊事前相談フォーム

オンラインでの事前相談を随時受け付けておりますので、募集記事を読んで興味が出てきましたら、お気軽に専用フォームからお申し込みください。

申込・問い合わせ先

〒051-8511 北海道室蘭市幸町1番2号
室蘭市役所企画財政部企画課
電話番号:0143-25-2181
メールアドレス:kikaku@city.muroran.lg.jp

応募前に確認をオススメするサイト・SNSはこちら

室蘭市ってこんなところ

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北海道の左下、登別温泉と洞爺湖温泉の中間あたり。独特なカギ状の地形は古くから天然の良港として活用され、令和4年度には開港150年・市制施行100年を迎えた、道内でも歴史のあるまちです。

鉄鋼やものづくりで発展してきた、北海道を代表する港湾都市で、湾の内側はものづくり企業の工場がびっしりと立ち並ぶ工業地帯になっており、近年は工場夜景を目的に訪れる観光客も増えています。

一方で、実は海と山に囲まれた自然豊かな環境。毎年春から秋にかけてはカマイルカの親子が子育てに訪れるほか、室蘭岳では気軽に山登りやキャンプを楽しめます。
地球の丸さがわかる「地球岬」や、東日本最長の吊り橋「白鳥大橋」など絶景スポットが豊富なのも特徴です。

北海道の中では降雪量が少なく、気温も極端に低くなることがなく比較的おだやか。交通面では、特急列車が停車するJR駅はもちろん、新千歳空港への直行バスもあり、交通のアクセスも上々です。

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