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Li world(株) 宮本檀さん

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2021年3月26日取材

Li world株式会社 Webデザイナー 宮本檀さん

ーー室蘭の魅力を発信する「Li world株式会社」のWebデザイナー・宮本さんに「室蘭へ引っ越した動機」「室蘭での生活」「室蘭の魅力の発信」について聞いた。

室蘭は楽しめるところや綺麗な景色もいっぱいで、海産物など食べ物もおいしい

話をする宮本さん

ーー宮本さんは東京から室蘭に引っ越してきてから、どのくらい経ちましたか。

室蘭に引っ越してきたから9ヶ月が経ちました。

ーー室蘭に引っ越してきてみていかがですか。

四季も一通り感じて、仕事も覚えてきて、生活にも慣れてきたなと思います。

ーー以前の仕事をされていた時に室蘭にも来ていたとのことですが、その時と生活してみて、室蘭の印象は変わりましたか。

前職で室蘭に来ていた時は、駅前や決まった飲食店など、限定的なところにしか行っていませんでした。住んでみると、住みやすかったり、利便性が高かったり、自分が知らなかった観光スポットや綺麗な景色がいっぱいありました。クルージングもできて、釣りをしている人も多く、楽しめるところがいっぱいあるなと思いました。

ーーどういうところが住みやすいと感じますか。

道外の人だと北海道って札幌とそれ以外というイメージが強いと思いますけど、室蘭は生活するのに便利なお店が、車ですぐ行ける距離に集中してあって、住みやすいポイントだと思います。気分転換に車で少し行くと登別や白老などのお店にも行けて、気分転換できることが多くあるのもいいですね。

ーー室蘭に来るのに不安はありませんでしたか。

まったく来たことない場所ではなかったですし、室蘭、登別には来ていたので、不安は無かったです。

ーー近場に登別や洞爺湖の温泉地があることって贅沢なことだと言われますが、実感しますか。

そうですね。温泉地にアクセスがいいというのは恵まれていると思います。それから食べ物もおいしいですね。室蘭の名物のホタテやうずら、室蘭やきとりも好きです。お寿司も好きで、おいしいお寿司屋さんも沢山あったり、スーパーに割安でおいしいお刺身も売ってるのもいいですね。お刺身はサイズや厚みのボリューム、おいしさも他の場所よりも良く感じました。

ーー地元だとそういう点も贅沢だと気づいていない人も多いかもしれないですね。室蘭でも毛ガニが採れたり、海産物が色々と採れることはあまり知られてないのかなと思いますね。
室蘭で観光スポットと調べてチキウ岬はよく出ますが、他のスポットの情報はあまりないかもしれないですよね。来てみると綺麗な景色や観光スポットがあったとのことですが、どこが印象的ですか。

室蘭の工場夜景もいいですが、海に夜景が反射しているのも綺麗だと思いました。白鳥大橋も印象的ですし、室蘭八景や大黒島など結構、観光スポットもあるなと思いました。まだ見られてないですが、桜が見られる場所も多くあると聞くので行ってみたいです。

ーー今の話でその場所の情景が思い浮かぶので、写真や動画でも画になるマチだと改めて思いました。

クリエイターとして自分で考え、感じたことを表現していきたい

インタビューの様子1

ーー宮本さんは転職を機に室蘭へ来たとのことですが、転職や新しいことにチャレンジしようと思ったきっかけは何だったんですか。

大学の建築学科でデザインの勉強もしていたこともあって、デザインに関わる仕事をしてみたいと思ったのがきっかけです。また、色んなことをやってみたいという気持ちもあり、Li world(株)はWEBサイトのデザインに限らず、ドローンも飛ばしていたり、動画も撮影したりと、色んなことを仕事にしていて、自分が面白いと思えることをやれたらなと思い就職しました。WEBサイトや動画など色々な表現を行っていたり、ドローンはまだ仕事としてやっている人は少ないと思いますし、時代が変わっても新しいサービスに対応して、柔軟に働いていけそうだと思いました。

ーー風もあったり、夜景や海も綺麗だったりとドローンのトレーニング場所としても室蘭はいいかもしれないですね。就職してから動画の撮影や編集も始めているとのことですが、室蘭が綺麗だなという思いも、動画などを撮影する動機になっていますか。

室蘭や道内の色々な場所での撮影があった時に、自分が撮ってみたい瞬間があったり、編集した時にこんな画があったら面白いんじゃないかと思うこともあって、自分でも撮れるようになりたいと思っています。

ーーやっている仕事が柔軟そうだと思って就職したのことですが、働いてみても印象は変わらないですか。

そうですね。ホームページに書いていないことであっても、「こんなことできないか」と相談もありますし、WEBサイトなど一つのジャンルに固定していないと思っています。柔軟に色々なことができると自分の考えを実現しやすいとも思っています。

ーー将来こういうことやってみたいと思うことはありますか。

社内外のデザイナーと一緒に得意なことを出し合って、モノを作れたらいいなと思います。今、職種としては「クリエイター」なんですが、デザインを考えるために参考として色々なものを見ますが、答えがある訳ではなく、自分で考えなきゃいけないので、自分で考えて、感じたことを表現していけるといいと思っています。

ーークリエイターやデザイナーはその人の良さや、その人が感じたことが伝わるようなモノが作れたらいいですよね。モノを作るうえで大事にしていることはありますか。

モノを作る時にはコンセプトに合わせた人を思い浮かべて作っています。見てくれたり、使ってくれる人の気持ちを考えています。

ーー宮本さんはデザインにかかわる仕事がやってみたいと思い転職する時は、思い切った決断をしたと感じますか。

とりあえずやってみようと思っていたので、思い切って決断したという感じではなかったです。

ーー宮本さんが作ったモノがお客さんに届いて、「これやって良かったな」と実感する瞬間はありますか。

社内外の方に見てもらって評価してもらえると良かったなと思いますね。WEBサイトのデザインだと、デザインが良いかどうかは自分では判断できないですが、打合せ中の段階だったりで他の方から「いいね」と言ってもらえると良かったなと思います。

室蘭は観光地・都市部・自然に近くて、北海道大好きな人にも好立地

インタビューの様子2

ーー室蘭や室蘭の周辺も含めて魅力的なものがいっぱいあると思いますが、それをより良く伝えていこうと思っていますよね。室蘭、そしてこの地域に可能性を感じますか。

室蘭周辺を含めて胆振地域全体として、道外から「北海道旅行行こう」となった時に旅行雑誌に胆振地域がメインになっていることは少なくて、道外の方にはまだ発掘されていない、気づいていないような魅力がいっぱいあるんじゃないかと思います。住むにしても心地よい地域だと感じます。

ーー室蘭には魅力が溢れていますね。

室蘭は立地的な魅力もあると思います。千歳空港が近い、札幌や苫小牧も近く、函館も近い。他の観光地へも近いですし、都市部にも近いのは魅力だと思います。ニセコも近いので、北海道大好きで移住したい人には好立地じゃないですか。どこにでもいい感じの距離で、どこにでも行きやすいと思います。道外には北海道の家は一軒一軒の距離が離れているという印象を持っている人が少なからずいると思いますが、そんなことはないですし、室蘭は生活するうえで住みやすいです。室蘭に住んでいて、生活するのに困ることはないですね。

ーー札幌だともっとお店があったりはしますが、室蘭に住んでいて困ることはないですし、少し足りないなと思うものよりも、室蘭にある魅力を大事にしたいですね。

ほしい物がいつでも手に入ることよりも、ちょっと行けば海にいける距離がいいとか、ちょっと車を走らせると温泉にいけるだとかの方が大事で、でも生活の利便性もほしいという人には室蘭はすごくいい場所だなと思います。ドライブするところもあるので、車好きな人にも良い場所だと思いますし、車は移動できるプライベート空間なので、そのうえでドライブ環境があるのはいいですよね。

室蘭は生活の中に穏やかさと刺激があって、ほんのり面白い

インタビューの様子3

ーー宮本さんは長く都会で暮らしていたとのことですが、都会に比べると室蘭に無いものが沢山あって、逆に都会に無いものが室蘭にはあると思います。宮本さんが感じる都会になくて、これが室蘭にはあるというものを教えてください。

都会だと建物が密集しているので、空があまり見えません。綺麗な夕焼けの時でも、建物が邪魔で見られなかったりします。室蘭も建物は集まっていますが、建物は都会に比べて低いので、開放的な空を見ることができますし、室蘭だと綺麗な夕焼けを見ることもできますね。都会は建物だけではなく人も密集していますし、通勤ラッシュだったりは慌ただしく感じます。室蘭は都会に比べて人が多すぎないので、ちょうどいい静かさがあります。

ーー室蘭出身の作家さん、動画や写真をやっている方が多くいますが、工場などの街並みや自然もあって、それらが一体となった室蘭の景色はそこに住む人達に影響を与えているんですかね。

綺麗な景色やマチでの人の様子などが室蘭には集まっているので、色々な影響を与えてくれるかもしれないですね。日々の生活の中に穏やかさと刺激があります。室蘭にはほんのり面白いなと思うことが多々あります。

会社情報

会社名 Li world株式会社
ホームぺージ https://li-world.jp/
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