室蘭市職員倫理規定の制定について（平成24年3月23日）

先般、本市元職員が加重収賄容疑で起訴されたことは、市民の皆さまの信頼を大きく裏切る結果となってしまいました。改めて深くお詫び申し上げます。

二度とこのような事件を起こさないため、再発防止検討会議で検討を重ね、本日、室蘭市職員倫理規定を制定しました。これは、改めて職員の倫理観の醸成を図るとともに、不祥事の再発を防ぐものです。

この倫理規定では、職員として、公務員としての使命を自覚し、遵守すべき倫理行動基準を定めるとともに、禁止行為、利害関係者との応対の基本姿勢を明らかにし、退職後の再就職先について報告を求め、利害関係者である会社等に就職した場合は、これを公表します。さらに、退職後3年間は市に対する営業活動を禁止しています。

この倫理規定の制定をはじめ、今後、入札制度の改革など、不正が二度と起こることの無いような制度づくりにも、引き続き取り組んでまいります。

市政は市民の皆さまの信頼があって、成り立っているものです。

今後も綱紀粛正に努め、全職員一丸となって、信頼回復に全力で取り組んでまいります。

平成24年3月23日

室蘭市長 青山 剛

室蘭市職員倫理規定（PDF：171KB）