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【記者会見記録】令和2年11月24日開催

  1. 第4回市議会定例会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.第4回市議会定例会提出予定議案について

 

記者会見r021124

本日は、記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

12月1日から開催予定の、第4回市議会定例会への提出予定議案についてご説明し、そのあと、最近の市の動きなどをお話ししたいと思います。

まず、議案関係ですが、条例では、環境教育および科学教育の振興並びに文化の向上発展に資する施設として、室蘭市環境科学館を設置する「室蘭市環境科学館条例制定の件」など、全部で10件です。

次に、規約では、共同電算センターに係る事務の共同処理を行う市町に、令和3年度から洞爺湖町が加わることになったっため、規約の変更を行うもの「西いぶり広域連合規約中一部変更の件」の1件です。

次に、単行議案につきましては、中島本町の一部の区域を八丁平へ編入することに伴う「町の区域変更の件」など、3件です。

次に、補正予算ですが、一般会計と国民健康保険特別会計、水道事業会計、病院事業会計を予定しており、主なものとして、一般会計では、昨今の新型コロナウイルス感染の広がりを踏まえた公共施設や学校等の感染拡大防止に関する事業や、経済対策として、厳しい経営状況を鑑み、夜間(午後10時以降)に営業している飲食店等を対象にした臨時給付金の支給など、総額228,909千円の補正予算となっております。

また、病院会計では、今年度の麻酔科医確保にかかる報償費として58,138千円となっております。

次に、最近の市の動きについてお話しします。

令和3年度予算編成についてです。

令和3年度における一般会計は、約5億9,700万円の収支不足が生じるものと推計しておりますが、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況によっては、企業実績や個人消費の回復の遅れなどによる市税等一般財源収入の減少や、更なる掲示対策に伴う財政需要の増加に加え、国の地方財政対策などにより、本市の財政運営に大きな影響を与えることが予想されます。

このような状況を踏まえ、徹底した既存事業の見直しや自主財源の確保など、行財政改革の取り組みによる持続可能な財政基盤の確立を基本としながらも、ウイズコロナ時代に向けた社会変容を的確に捉えた効率的かつ効果的な事業の構築など、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける市民生活と地域経済を守り、第6次総合計画の目指す将来像である「室蘭が好き。みんなで創る、住み続けたいまち」の実現に向け取り組んでまいります。

このたび「むろらん応援プレミアム付商品券実行委員会」では、先般10月に販売しましたプレミアム付商品券について、購入を希望された方で予定どおり購入されなかった残部(739冊)が発生しましたので、その分について2次募集を行います。

今回は冊数も少ないため、1人1冊までの購入とし、応募者多数の場合抽選で購入者を決定します。

販売場所は大型店3箇所(スーパーアークス室蘭中央店、スーパーアークス中島店、MEGAドン・キホーテ室蘭中島店)のみと、前回より絞って販売しますが、混乱をきたさないよう購入引換券による販売など、前回とほぼ同じ購入方法としております。

応募期間は、明日11月25日(水曜日)から12月8日(火曜日)まで、販売期間は、12月19日(土曜日)から12月25日(金曜日)までです。

応募や販売などの詳細は、広報むろらん12月号や市のホームページに掲載しておりますので、そちらでご確認をお願いします。

最後に、新型コロナウイルス感染症についてです。先週も市内でのクラスターの発生などで、緊急記者会見を開かせていただいたところでありますが、道内におきましても感染者が増加傾向にあり、先週17日には、27日までの期間、札幌市に限定して警戒ステージ4相当の特措法に基づく強い協力要請が出され、札幌市以外にも、感染リスクを回避できない場合、札幌市との不要不急の往来はしない。飲食の場面におけるリスクの回避を徹底するなどの追加の協力要請が出されたところであります。

感染された方が、一日も早く回復されますように、願うとともに、引き続き北海道をはじめ、関係機関との連携を密にし、感染拡大防止に努めてまいります。

また、市民の皆さまにお願いですが、感染された人や家族などに対する誹謗中傷は、厳に慎んでいただくようお願いいたします。

自分も感染するかもしれないということを念頭に冷静で暖かい対応をお願いいたします。

市民一人一人の感染予防対策がもっとも重要です。感染リスクを回避できない場合は、札幌市への不要不急な往来は控え、マスクの着用やこまめな手洗い、人との距離をとるなどの基本的な予防対策をさらに徹底していただくとともに、感染が起きやすい場面を意識して避けるなどを心がけていただきますようお願いいたします。

私からは、以上です。

 

 

 

2.質疑

(記者)特定飲食店等経営維持臨時支援給付金の実施に至った経緯は何か。

(市長)春に緊急事態宣言が出され、特に飲食店を中心に非常に厳しい環境におかれていた。

その後、プレミアム付商品券など、様々な消費喚起対策を飲食店を含め講じてきましたが、依然として深夜に営業する飲食店については、回復が難しいとヒアリングなどをとおして認識をしております。

感染予防対策を講じても、なお、厳しい状況にあるところに対して、市としてもどのような対策を講じられるかと、検討を重ねてきました。

感染状況が拡大している中では、人が動くことを積極的に支援するよりも、給付金という判断を行いました。

(記者)新北海道スタイルに取り組む事業者を従来よりも厳しく見定めて給付すると聞いたが。

(市長)これまでも、様々な機会をとおして新北海道スタイルとして、手指消毒はもちろんアルコール消毒を徹底するなど、場合によってはアクリル板を設置することなどを、商工会議所等とも連携しながら制度を設けさせていただきました。

飲食店の店舗の取り組みもありますし、また、来店客も安心して利用できるのも、新北海道スタイルの狙いとしています。

新北海道スタイルにしっかり取り組んでも厳しいという店舗等を確認しながら支援を講じていきたいと考えています。

(記者)新型コロナウイルスに関して、札幌市では宿泊療養施設が逼迫してきていると聞いているが、室蘭市内に宿泊療養施設を確保する考えはないのか。

(市長)療養施設を含めたベッドの確保は、保健所でコントロールされています。札幌市や函館市、旭川市などのように保健所を有している自治体は、ベッドの確保などの対応について伺っておりますが、保健所を有さない室蘭市においては、道の保健所の指導管理の元に対応されるものと伺っております。

(記者)病院会計の市立病院の麻酔科医の確保について、契約の報償費の増額があるが、かなりの額になっており、市の財政にも影響してくると思う。この受け止めについて考えを聞かせてほしい。

(市長)大きな予算が伴っていると考えておりますが、一方で、地域の救急医療を保持しなければならないという考えや、院内の他の診療科目の手術などにも影響が出てまいりますので、やむを得ないと考えています。

(記者)公共交通に関する事業について、改めて狙いを教えてほしい。

(市長)公共交通利便性向上推進事業については、今回のコロナについてもそうですが、私の公約にも公共交通施策も掲げております。市民の皆さんが持続的に利用しやすい交通体系のために4市(室蘭市、登別市、伊達市、苫小牧市)で連携して対応を図ります。

また、公共交通事業継続支援補助につきましては、バス会社からも利用が大きく減っているということに加え、飲食店帰りに使うタクシー事業者もかなり減収しているというお話も有り、補助金を設定させていただきました。

(記者)先週、青果市場に関する議員協議会があった。第3回市議会定例会で予算が可決された後に、この混乱になったことに対する、市長の受け止め、そして、今後の青果流通に対してどのように対応されるのか、今の考えをお聞かせてほしい。

(市長)先週の議員協議会、その後の取材でもお答えさせていただきましたが、私としては、今回のことは残念だと感じる一方で、市民の台所としての市場という大きな意味合いもありますので、市民生活に影響がないように関係者の皆さんとしっかりと対応していくことが、今一番問われていると考えております。

私も、青果7つの仲卸各社などにも、お話をさせていただく機会もあり、今の状況の把握も急いで、そしてまた今後の対応についても当然鋭意に取り組んで参りたいと考えております。

(記者)混乱を招いたと指摘のある一方で、日本の公共事業はいったん始まってしまうと中々止まらないと言われている中で、立ち止まって再検討し、今のスキームでは建設はできないと判断したところは評価すると言う声もあると思う。立ち止まっていったん中止にしたというのは、市長としてどのように見てますか。

(市長)評価については、もう少し時間を要すると思っています。いずれにしても、今の状況をしっかりと対応を図って影響を最小限にしながら課題解決に向けて、そしてまた、市民生活に影響のないように取り組んで行くことが最も大事だと思っています。

 

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総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
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Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

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