文字サイズ 拡大縮小元に戻す 配色 背景色: 元の色背景色: 青背景色: 黒 EnglishChineseKorean

ホーム > ようこそ市長の部屋へ > 記者会見記録 > 【記者会見記録】令和2年6月5日開催

【記者会見記録】令和2年6月5日開催

  1. 第2回市議会定例会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.第2回市議会定例会提出予定議案について

記者会見r20605

記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

6月15日から開催予定の、第2回市議会定例会への提出予定議案についてご説明したいと思いますが、

説明の前に、先々週より「市立室蘭総合病院看護師の窃盗による逮捕」「特別定額給付金の二重振り込み」「消防職員の無免許運転による逮捕」と度重なるミスや不祥事が発生し、さらには、第3セクターになりますが、株式会社室蘭振興公社におきましても「振興公社の社員の横領」が発覚したところでございます。

各々の件につきましては、すでに皆さんにご説明させていただいておりますが、室蘭市職員、市が出資する外郭団体職員による、市民からの信頼を失墜させる行為は、決してあってはならないことで誠に遺憾であり、厳罰に処するべきものと考えております。市民の皆様の信頼を大きく損なったものと猛省しているところであります。

ご迷惑おかけしましたことに深くお詫び申し上げます。

今後、再発防止に向け綱紀粛正を徹底して参る所存であります。

それでは、第2回市議会定例会への提出議案についてご説明します。

初めに条例では、地方税法の一部改正に伴い、寡婦控除の見直し、所有者不明土地等に関する制度化、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における徴収猶予制度の特例創設等に係る所要の改正などを行う「室蘭市税条例等の一部改正の件」など、合計4件であります。

続きまして、単行議案につきましては、はしご付き消防自動車や高規格救急自動車の「財産取得の件」や、(仮称)室蘭市総合アリーナ新築建築主体工事の「工事請負契約締結の件」など、計23件であります。

続きまして、補正予算ですが、一般会計と市場会計を予定しており、この内、一般会計の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染拡大を予防しながら「新たな日常」をスタートするため、新型コロナウイルス感染症にかかわる本市独自の緊急経済対策として、新たに国から示された「新しい生活様式」への対応に取り組む中小企業等の支援を行うための「「新しい生活様式」導入支援事業費負担金」や、地元飲食店の利用促進と子育て世帯支援を兼ねた「#室蘭エール飯」飲食店応援チケット発行事業費」、また、国の補助を活用し小中学校に高速大容量の通信ネットワークの整備と全児童生徒に1人1台端末を整備するなど、総額7億4,749万7千円の補正予算となっております。

次に、市場会計についてですが、新公設地方卸売市場の令和4年6月末の完成に向け、水産物市場整備にかかわる継続費を設定するもので、本年度から令和4年度まで総額60億400万円となっております。

続きまして、新型コロナウイルス感染症の関係についてですが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため閉鎖されていた主な公共施設は、6月1日から開館しておりますが、施設を利用される際には「新しい生活様式」を基本に利用をお願いします。

次に、特別定額給付金の給付状況についてですが、45,499世帯に対し、6月4日現在の申請は、41,728世帯91.7%で、6月10日までに41,431世帯に対して支給を予定しております。なお、申請の期限は8月10日までとなっておりますので、申請を忘れることのないようお願いしたいと思います。

次に企業向けの、室蘭市小規模事業者等緊急支援給付金につきましては、5月1日より申請を開始し、6月4日現在806件、1億5,695万円を支給しているところです。

申請締め切りは、6月30日までとなっていますので、市のホームページや広報むろらん6月号などで改めて制度内容を確認いただき、給付金の対象になる方は、早めの申請をお願いします。

また、新型コロナウイルス感染症の影響で経済は多大な損失が出ています。特に飲食店への影響は大きく、少しでも飲食店への支援となるよう、むろらん商店街づくりサポートセンターととに、クラウドファンディングによる「室蘭市の飲食店応援プロジェクト」を立ち上げました。

昨日現在で、1,016,000円の支援金額となっています。

室蘭市の飲食店の活気を取り戻すため、皆様のご支援をお願いします。

依然として、新型コロナウイルス感染症の新たな感染者が発生しています。札幌や他都府県との不要不急の往来には、引き続き慎重な対応が求められています。

これまでどおり、「ソーシャルディスタンス」や「手洗い・うがい・咳エチケット」などの基本的な感染症予防と、「新しい生活様式」の取り組みを実践していただきますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

私からは以上です。

 

2.質疑

(記者)「#室蘭エール飯」どういう思いで始めるのか。また、対象となる子育て世帯にどのように使っていただきたいか。市長からメーセージは。

 

(市長)飲食店の経済的影響は甚大です。飲食店を支援することで、そこへの納入業者にも影響することで、経済的波及も大きいものと考えています。

学校も数カ月間、臨時休業ということで子どもたちはもちろん、親御さんにも負担が大きかったと承知しています。「#室蘭エール飯」飲食店応援チケット発行事業を通して、地域の魅力ある店・味を守っていくということを市民の皆さんと取り組んで参りたいと思います。

 

(記者)家族で外食の機会が減っている。積極的に外出を促す一方で外食しづらい側面はどう考えているか。

 

(市長)感染予防対策・不要不急な外出は慎重にと呼びかけているところで、市民は、どう判断して良いか悩まれていることも多いと承知しています。今回併せて感染予防対策に積極的に取り組む事業者を支援しようとことで補正予算をつけさせていただきました。市としても積極的に後押し・PRをしながら皆さんに安心して飲食店を利用していただきたいと思います。支援する制度によって「新しい生活様式」を少しずつ市民の皆さんに実感し、実践していただきたいと思います。

 

(記者)GIGAスクール構想を国が前倒しして始める。臨時休業期間で学習環境も変わってる。急に進むと子どもも教員も難しさの懸念はどう考えている。

 

(市長)教育の現場で新しい物を導入するということは心配の声があろうかと思います。調査したところ、市内小中学校の世帯の中で5~10%の家庭が通信環境が整っていないということから、そこへの支援も今回のせている。そもそも、オンラインというところは、先生方を含めて今後どうやってプログラムを組んでいくかということで、今後、研修を必要になると教育委員会と話しています。

基本は学校で授業をうける。学びの機会を保証するのが絶対。今後北海道で第三波、または災害、豪雪あるいは季節性インフルエンザなどで、学校の休校も想定されることから、この機会にシステムを導入することにより、積極的に活用を促していきたいと思います。

 

(記者)不祥事が続いている。減給処分の検討内容と時期は。

 

(市長)各案件については、個別に事情聴取等々確認作業をしています。私自身の言及は条例改正が伴う。第2回定例会中にお示ししたいと考えています。

 

(記者)全職員向けの綱紀粛正を出したが、最初の段階で発表がなされなかったが。

 

(市長)日頃から服務規律の徹底を通知・通達しているが、今回重なったことをうけ、改めて、昨日付で出した。

 

(記者)採用試験の二次面接があるが、受験者も今回の不祥事を目に耳にしていると思うがどうように考えているか。

 

(市長)公務員という立場にある中で、一連の不祥事に申し訳なく思っています。受験生に対しては動揺することなく、これからともに力を合わせて、まちづくりをしていきたいと考えているので、よろしくお願いしたいと考えています。

 

(記者)振興公社の不祥事について、処分について内外で不十分ではないかという意見もあるが、厳罰で信頼を取り戻したいといっていたが、処分考えは変わりないか。

 

(市長)処分の決定は振興公社であるが、市としては株主の一員としての責任・意見を申すべきと考えています。他の株主や弁護士の方々と相談しながら決定していくものと考えています。今回の件で市民の皆さんに大変申し訳なく、失われた信頼とお金をどう取り戻すか厳しい姿勢でのぞんでいきたいと思います。

 

(記者)市立病院に関しては毎年のように不祥事と呼ばれるものが続いている。繰り返さないと話がある中で逮捕という重いもの。発表するまでのタイムラグがあった。対応についてどのように考えているか。

 

(市長)捜査機関で聴取等があり、本人との接触が難しかった。現在は本人と事実確認をしている。しっかりとした対応するよう病院事務局に繰り返し指示していきたい。

 

(記者)感染予防対策などを行っている店などに、積極的に支援していくという話があったが、予防対策実施の判断基準は。

 

(市長)予防対策を行っていないから支援しないというわけでなく、わからないというお店などに積極的に取り組んでいるところをPRすることでモデルが横展開していくことを期待したいと思います。

 

(記者)体育館の移転に関して、蘭東に体育館を残して欲しいという市民の意見や、サッカー協会が代替えのサッカー施設について具体的な方針を示して欲しいという中で議案が出ている。2点について今具体的に示せるものはあるのか。1年待つことができなかったのか。議論が決着まとまるまで待てないのか。

 

(市長)署名団体の皆さんとは、過去の経緯等も説明させていただいた。広報紙でもこれまでの経緯とこれからの予定を市民の皆さんにお示しした。議会の議決をいただいたことを尊重し、予定を進めさせていただきたい。さまざまな問い合わせについては、丁寧に説明していきたいと考えている。

サッカー協会は、教育委員会と協議を引き続き重ね確認作業をすすめてまいります。

 

(記者)桜ヶ丘小学校のグラウンド整備が遅れていることへの考えと、サッカー協会が求めている2面確保について、市が具体的な案があればお聞きしたい。

 

(市長)市の考え方をサッカー協会や利用団体にご理解をいただきながら、皆さん方の要望を実現できるか検討しているので、ご理解いただきたい。

お問い合わせ

総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2193   ファクス:0143-25-2835
Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか? (必須)

 

質問:このページの情報は見つけやすかったですか?(必須)

 

ページトップへ