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【記者会見記録】令和元年12月27日開催

  1. 一年を振り返る記者会見r11227
  2. 質疑

 

1.一年を振り返る

 

記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

年末に際しまして、私なりにこの1年を振り返り、お話しさせていただきます。

今年を振り返りますと、

5月に皇位継承が行われ、「令和」という新しい時代の始まりとなりました。全国では、自然災害に悩まされた1年でもあり、とりわけ9月に立て続けに発生した台風は、関東甲信から東北地方にかけて記録的な暴風・豪雨をもたらし、甚大な被害が発生しました。本市も被害を受けた宮古市に職員や給水車等を派遣し、復旧の一助を担ったところです。改めて、このたびの災害によりお亡くなりになられた方々へのお悔やみと、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げますとともに、被災された地域の一日も早い復旧復興をお祈りいたします。

一方、本市では、道の駅「みたら室蘭」がリニューアルし、飲食や物販スペースが拡充され多くの人でにぎわっているほか、空知、室蘭、小樽を石炭、鉄鋼、港湾、鉄道のストーリーで結ぶ「炭鉄港」が日本遺産に認定、また、東京2020オリンピック聖火リレーのコースに選定、科学館に展示していたSLを旧室蘭駅舎横に移設、白鳥台ショッピングセンターハックに、ホーマックニコット、青果店、鮮魚店の3店舗オープンなど明るい話題の1年でありました。

また、本市の経済動向に目を向けますと、月島機械の室蘭工場や、大岡技研の室蘭第二工場が稼働を開始したほか、2020年12月に日本製鉄室蘭製鉄所にAI高炉第1号機が導入されるとの発表や、2021年9月の操業開始を目指した日本製鋼所とJX金属による合弁会社「室蘭銅合金」の設立発表など、製造業を中心に新たな展開が進む状況にありました。

来年は、4月に「天神小学校」が開校するほか、新火葬場が開所します。また、「双葉保育所」が旧青少年研修センター跡で開所するほか、秋には、現在の清泉幼稚園が「認定こども園」として、移転・新設予定であります。

公共工事では、(仮称)総合体育館が本体着工するほか、(仮称)環境科学館・図書館の本体工事が完了する予定となっており、明るい話題が期待されております。

しかしながら、先週末に、川崎近海汽船から宮古寄港休止の発表がありました。宮古市とはフェリーで繋がる隣町であり、観光や教育、経済界の交流、災害時の相互支援など、両市の絆が深まってきている中、非常に残念に思います。

この公表を受け、昨日、岩手県や宮古市と共に、川崎近海汽船に宮古港寄港の継続に向け要望してきたところであります。

今後も宮古港寄港を継続するよう働きかけると同時に、取扱貨物増加に向けポートセールスなどを図っていきたいと考えています。

最後になりますが、記者の皆様におかれましては、多忙を極められると思いますが、健康に留意され、輝かしい新年をお迎えくださいますよう御祈念申し上げます。

 

2.質疑

(記者)今年一年、重たい話が多かったと思うが、市長として一番重たい話は何だったのか。

(市長)一番は、皆さんが安心して、持続的に生活をしていただけることを第1に考えています。様々な意見があるのが世の中で有り、民主主義には時間がかかるといった言葉もいただいておりますが、私の中では一番重たく感じた言葉であった。気をつけているところは、様々な評価や意見があると思いますが、一つ一つしっかりと向き合って進めていくことが大切だと感じています。

 

(記者)一番手応えを感じたことは。

(市長)道の駅みたらのリニューアルです。私が就任した平成23年からみたらのリニューアルに取り組みつつも、なかなか十分に進められなかったところもあったところもありますし、特にお土産コーナーでも室蘭の物を多く取り扱うようになった。

観光分野は世界的に様々な取り組みがありますので、常に進化していくと思います。甘んじることなく関係機関と磨き上げをしていければと思います。

 

(記者)来年以降、宮蘭フェリー復活に向けどういう活動・取り組みを行っていくのか。

(市長)フェリーの継続運航については、貨物をどのようにしっかり集めることができるのかということであります。報告によると、昨年の10月に八戸経由になった折りに、室蘭から活牛の輸送も少しずつ増えているという話もある。宮古・岩手県とも含めて荷の確保、取扱貨物の増加といったところに力を入れていきたいと考えている。

また昨日、宮古市長ともお話をさせていただきましたが、室蘭市民はもちろん宮古市民も今回の発表は残念に思っている。将来、宮蘭航路を再度就航する希望を持っていることも確認しましたので、年度中に両市を訪問し復活に向けた調整を図り、引き続き様々な情報共有を図っていきたいと思います。

 

(記者)具体的な活動は決まっているのか。

(市長)詳しい事までは決まっていませんが、宮古の皆さんとこれまで培ってきた交流を更に発展していただきたいという思いと、宮古の皆さんと心を一つにして、必ずや宮蘭フェリー復活に向けた取り組みをしていこうという思いで、訪問をしたいと考えています。詳細についてはこれから決めていきたいと思います。

 

(記者)絵鞆小学校の円形校舎が残るのか、残らないのか分からないという市民がいると思う。市長の考えは。

(市長)9月議会で議決していただいて、現在留保している状態です。存続を求める団体とも、やり取りをさせていただいているところです。

市としては、地域住民の安全を確保していただくことを、総合的に判断しながら、来年の1月の総務常任委員会で判断したいと考えています。

 

(記者)9月の議決を留保し、1月の総務常任委員会で判断ということだが、存続に対して、前向きという判断でよいか。

(市長)総合的に1月に判断したいと考えています。

 

(記者)来年の最重要課題は何か。

(市長)学校の統廃合が春から動き出します。それを着実にスタートし、また、4月から火葬場もスタートします。火葬場も市民の皆さんの思いに答えた施設になります。

喜びについても課題についても市民の皆さんとまちづくりを、しっかりやっていきたいと思います。

お問い合わせ

総務部広報課広報係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2193   ファクス:0143-25-2835
Eメール:shimintaiwa@city.muroran.lg.jp

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