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【記者会見記録】令和2年7月30日開催

  1. 市議会臨時会提出予定議案について
  2. 質疑

 

1.市議会臨時会提出予定議案について

 

記者会見r20730

本日は臨時記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

新型コロナウイルスの感染状況は、東京都や大阪府など都市部を中心に、緊急事態宣言下の感染者数を上回る水準の感染者が確認されており、昨日は、1日で確認された全国の感染者数が、初めて1,000人を超えました。

本市では、昨日、担当部長から記者レクチャーをさせていただきましたが、市内3例目となる小学生の感染が確認されたところです。

現在、保健所において行動歴や濃厚接触者などの詳細について調査を行っており、対象者については早急に検査を行うと伺っております。この度の市内での感染発生を受け、本市におきましては、北海道、室蘭保健所と緊密な連携を図り、感染拡大防止に努めて参ります。

これから夏休みに入り行楽に出かける機会が増えますが、市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルスの感染が拡大している地域への往来について、慎重に判断いただくよう、私からもお願いします。

未だ、新型コロナウイルスの終息が見えない状況であります。これまでどおり、正しい情報に基づいた冷静な対応と、3密を避ける行動や、手洗い・咳エチケットなど「新北海道スタイル」の実践など、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

それでは、8月6日に開催が予定されている臨時会に提出予定の、新型コロナウイルスに係る緊急経済対策などの議案についてご説明いたします。

補正予算につきましては、『新型コロナウイルス感染症にかかわる緊急対策』に係る補正予算となっており、「一般会計」及び「国民健康保険会計」の補正予算を予定しております。

補正予算の主な内容についてですが、はじめに、一般会計についてですが、まず、国の制度によるものとして、「学校再開感染症対策・学習保障等支援事業費」は、小中学校における新型コロナウイルス感染症対策及び学習の保障を図るため、サーキュレーターやフェースシールドなどの備品等を購入するものです。

次に、室蘭市単独による施策として、「新型コロナウイルス感染症対策_むろらんプレミアム付商品券発行事業費」は、新型コロナウイルス感染症拡大により大きな影響を受けている地域経済の回復のため、「新北海道スタイル」の普及推進と消費喚起の促進を図るとともに、家計の負担増加に対する支援を併せ、プレミアム率30パーセントの商品券を発行するものです。

その他、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の1次配分の交付決定を受けましたことから、4月臨時会及び6月定例会において補正予算計上しました事業の一部について、財源振替措置をするものです。

また、国民健康保険会計における補正予算については、国の制度によるものとして、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に対する保険料の減免制度に伴う措置でありまして、令和元年度分保険料の還付金を予算計上するとともに、令和2年度分保険料の減額に伴う財源振替措置をするものです。

最後に、特別定額給付金の給付状況についてですが、45,519世帯に対し、7月29日現在の申請は、44,804世帯98.4パーセントで、7月29日までに44,563世帯に対して支給しております。

なお、未申請の世帯に対しましては、7月22日に再度、個別にハガキにて申請を促しているところですが、室蘭市の申請の期限は8月10日までとなっておりますので、市民の皆様は、申請を忘れることのないようお願いしたいと思います。

 

2.質疑

(記者)プレミアム商品券が始まりますが、どういうふうに市民の人に使ってほしいか。

(市長)さまざまな経済対策を打ってきておりますが、新型コロナウイルス感染症により、市内の多くの事業者の皆さん方が大変な思いを今しておられます。同じ市民の力で応援していただいて、積極的にこの商品券を購入していただき、経済の活性化と感染予防対策の両立を成功させていきたいと思います。

(記者)最近話題になっている捕鯨に関して、市としては捕鯨が地元の漁港が拠点になることについて、どういう考えを持っているか。

(市長)鯨の関係については、これまでも室蘭においては鯨と共生してきた長い歴史があります。そういった観点からも、やはり市民に非常になじみ深い鯨です。市としては、今回の話については前向きに捕らえています。

(記者)経済的効果もあり、懐かしむ人もいると思うが、一方で鯨は観光資源でもあり、ホエールウオッチングなどを行っている業者がいる。両立しづらいようなところが性格的にあると思うが、調整はどうするか。

(市長)関係者の方で調整をしていただいてると報告を聞いております。いずれにしても今となっては観光資源としての鯨といった意味合いと、これまでの文化、食文化等を含めた、観点の親しみ深さといったところがあります。これはやはり共生、両立をしながら発展をしていくものと考えております。

(記者)市長から市民の方に、プレミアム商品券をどのように活用していただけたら良いのか、一言お願いします。

(市長)今回の一連のコロナ禍において、市民の皆さんも生活において不自由な生活を余儀なくされているかと思います。場合によっては、買い物を控えている世帯も多々あると思います。

一方で、非常に厳しい経営をされている事業者もあると思います。

市民の力で地域のお店や事業者を守っていただきたいと強く思っています。

(記者)感染拡大している地域の往来を控えてほしいと言っていたが、具体的にどういった地域を指しているのか。

(市長)特に感染者が100人を超えるような首都圏については、市民の皆さんも心配に思っていると思います。決して行くなということではなく、どうしても行かなくてはならない事情の方もいらっしゃいますので、慎重な判断というところに思いを込めたところです。ご自身が不安だと思うところには、慎重な判断をしていただきたいと思います。

(記者)8月の臨時議会の次に9月の議会もあるが、9月議会はどういったコロナ対策をとっていくのか。

(市長)まずは今回の臨時会で予算を無事に通していただくことに、最善を尽くしたいと考えております。市内の事業者が今どういう状況にあるのか、意識的にお話を聞いています。少しづつ快方に向かっている業種もあれば、なかなか難しいという業種もあると認識しています。市内の事業者の皆さんとお話をする中で、長期戦になるといった言葉も最近聞かれるようになってきましたので、どういった対策が必要なのか、また、感染予防対策についても考えていかなければならないと思っています。

まだ皆さんにお示しできる段階ではありませんが、今回の議論を踏まえて第3回定例会を目指していきたいと考えております。

(記者)GoToキャンペーンを行っているが、室蘭市としてはどんどん来てくださいというのか、できればあまり来てほしくないという立場なのか、どちらなのか。

(市長)離島などは、医療体制がオーバーキャパシティになるといったこともありますが、今の本市においては、そういった状況にないと認識しております。直ちにすべての方に来ないで下さいということではなく、感染予防対策をしっかりと講じたうえで、ご判断をしていただきたい。

(記者)先々、コロナの感染が増えてくることを想定すると、市立室蘭総合病院の体制を拡充する考えはあるのか、また、対応すれば赤字になるという経営のバランスについてお聞きしたい。

(市長)経営に関しては市立室蘭総合病院も例外ではなく、コロナによってさらに経営は厳しい。医師会や市長会を通して、例えば診療報酬改定の見直しを含め、国に対してもお願いをしているところです。病床の関係は、市立室蘭総合病院には4床ありますが、単純に病床数を増やすばかりではなく、当然医療スタッフもセットで考えなければならない。ベットコントロールについては都道府県がコントロールをしますが、市立室蘭総合病院としてもどのように対応できるか、保健所や道に対して、お話をさせていただきたいと考えています。

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総務部広報課広報係
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