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【記者会見記録】平成24年5月30日開催

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  1. 市議会提出予定議案について
  2. その他の話題
  3. 質疑


資料
  1. 平成24年第2回室蘭市議会定例会提出予定議案(PDF:9,397KB)
平成24年05月30日青山市長会見

1.市議会予定議案について 

本日は、6月11日招集予定の、第2回市議会定例会への提出予定議案についてご説明し、そのあと、最近の市の動きなどをお話ししたいと思います。

まず、議案関係ですが、条例では、「室蘭市長の調査等の対象となる法人を定める条例制定の件」など5件、規約では、「西いぶり広域連合規約中一部変更の件」が1件、単行議案につきまして「財産取得の件」「工事請負契約締結の件」など6件でございます。そのほか、専決処分の報告が3件ございます。

次に、補正予算ですが、一般会計で、「コミュニティ活動助成制度補助金」「望洋台霊園休憩所建替事業」「商店街コミュニティ拠点施設支援事業」など、4千608万1千円、企業会計では市場会計で企業債の利率見直しに伴う元利償還金の補正でございます。

(総務部長、企画財政部長の説明あり)

 

2.その他の話題 

それでは、引き続きまして、最近の市の動きについてお話させていただきます。

まず、開港140年・市制施行90年記念事業についてでございますが、5月19日、20日の両日運行された「SLみなと室蘭140周年号」ですが、大きな事故などもなく、無事に事業を終了できましたのは、運行に携われたJR北海道の皆様はもちろんのこと、イベントなどに携わってくださった多くの皆さんのご協力の賜物であります。

私も20日に、登別から室蘭まで乗車させていただきましたが、沿線には、SLの雄姿を一目見ようと、延べ約2万7千人が詰めかけ、皆さんが笑顔で手を振ってくださる光景すべてに大変感動いたしました。

室蘭港は石炭の積出港として発展し、それを支えたのが鉄道であり、鉄道と港に着眼点を置いた今回の事業であったわけですが、このSL運行を通して、今後の港湾振興策を、市民の皆さんと考えるヒントが生まれたらと思います。

また、室蘭・登別両市の観光面での連携ができたと思いますが、広域連携を一層充実させ、まちづくりにつなげていきたいと考えております。

このあとの記念事業は、6月3日の劇団四季公演「赤毛のアン」や、7月15日の「NHKのど自慢大会」、7月27日には市内のかたをはじめ、姉妹都市や友好都市・交流都市などから約千人のかたを招いて記念式典を行なう予定となっております。

さらに、10月8日の白鳥大橋ハーフマラソンとウオーク、10月28日は子供が職業体験できる「むろらんキッズタウン」、11月10日の全国工場夜景サミットなどが予定されております。

今回の感動をバネに、市民の皆さまと一緒に、記念の年にふさわしい事業を実施し、未来につなげていきたいと考えております。

次に、節電対策についてでございます。

政府が今夏の電力需給対策を発表し、道内においても記録的猛暑だった一昨年と比べ7パーセント以上の節電が必要とされております。

本日、胆振総合振興局で電力需給連絡会議が開催され、会議の中で、万が一に備え北海道電力等の各社に2時間以内の計画停電の準備を進めるよう、国から要請がありました。

また、道からは、道内の市町村に対し、道と同じく節電の数値目標や期間、節電行動などの計画を策定し、道民へ節電の呼びかけなど行なうよう、協力要請が出されたところでございます。

本市といたしましても、環境にやさしい市役所を目指して、エコオフィスプランに取り組む中で、省エネ・節電等に努めていますが、より一層の取り組みが必要であることから、総務部・生活環境部を中心とした「節電対策推進会議」を今月設置し、6月1日に第1回の会議を開催して、各部、横断的に協議・検討を行ない、また、市民の皆さまにもご協力をお願いしたいと考えております。

 

3.質疑 

(記者)望洋台霊園休憩所建て替えのスケジュールは

(市長)補正予算の議決が必要。現在の予定では、8月の上旬に入札、10月末竣工の予定となっています。

(記者)被災地のがれき受け入れについて、進展はありますか。

(市長)広域連合の3市3町の廃棄物担当と処理施設運転会社に、釜石市の現状を報告し、受け入れの課題・基準について協議、メルトタワーの課題の整理を行なっています。また、本市をはじめ各市町それぞれの議会へ報告し、意見をいただいているところです。さまざまな課題が判明しており、広域連合構成市町と協議を重ねる必要があります。また、本市では民間企業での処理が可能か情報交換をしていますが、まだ十分な検討材料がそろっていない状況です。

(記者)具体的ながれき受け入れの課題が上がっているのでしょうか。

(市長)仮に焼却した場合の最終的な灰の受け入れなどについて、もう少し調査・分析しなくてはなりません。また、可燃物について釜石市では150ベクレルで、道の基準の100ベクレルを一部で上回っていることもあり、道と連絡を取り合っているところです。

(記者)6月1日に連合町会協議会総会で震災がれき視察の報告をする予定と聞いていますが、どのようなことを伝えたいのか教えてください。

(市長)いつか、どこかのタイミングで市民のみなさんにお話ししたいと考えていますが、今回、連合町会協議会のかたから、今まで報道されていること以外のことも、市長の目で見てきたことを聞きたいとお話がありました。内容については、先日の会見でお知らせした現地の状況の報告をして、みなさんと認識を共有できるようにしたいと考えております。

(記者)いろいろな団体があると思いますが、市長のスタンスとして、今回のように要請があれば話しに行くのか、説明会などの予定はありますか

(市長)問い合わせがあれば丁寧に対応したいと考えています。いずれにしても、現段階では、お話しできる十分な材料がそろっていないので、これから6月議会で質疑等あると思うので、みなさんと相談しながら進めていきたいと考えております。

(記者)SL運行は大変な盛り上がりをみせましたが、再度、復活運行のお考えはありますか。

(市長)また来年もやってもらいたとの声も聞いており、JR北海道にお礼の挨拶に行った際も、今後の協力をお願いしたところです。もし復活運行するのであれば、何かの節目の記念に併せて実施することが、皆さんの心に残るのではないかと考えております。

(記者)6月1日に節電会議を実施すると思いますが、8日までに道へ節電計画を示すには期間が短いが、どのような考えがありますか。

(市長)具体的な内容については庁内で意見をまとめており、1日の会議でも議論する予定。すでに省エネには取り組んでいるので、その中で更に何ができるのか、取りまとめて8日までに道へ提出する予定です。

(記者)市民への周知は、広報紙やホームページで行なうのですか。

(市長)広報紙やホームページに節電の協力のお願いをするが、市だけではなかなか行き渡らないと思うので、報道各社についてもご協力をお願いします。

(記者)計画停電も想定されていると聞きますが、室蘭市の基幹産業に影響はありますか。

(市長)道では、毎日の電力需給を監視し、万一の場合に計画停電を2時間程度実施できるよう準備を進める、としております。6月下旬に除外施設が発表される予定と聞いているので、それを踏まえ検討が必要だと思います。

(記者)新入札制度を導入して1カ月になりますが、最近の落札率をどのように考えていますか。

(市長)新制度後は11件の入札が行なわれ、一部で低い落札率であるが、一方では高率な落札も行なわれており、現時点での評価は難しいところです。

(記者)贈収賄事件の公判が5月17日に行なわれましたが、率直にどう受け止めていますか。

(市長)論告の中で、本命割り付けにより指名入札が行なわれていたとあり、率直に残念であります。その論告を受け、内部調査を行なっているが、今後徹底した改善を行ない、再発を未然に防ぐよう取り組んでまいります。

(記者)当初、全庁的に調査するべきとの声があった中で、内部調査を行なうことになったのは、どのような経緯なのか教えてください。

(市長)3月14日の起訴の段階では、特定の入札が対象であり、他の入札は適切に行なわれているとの判断であったため、今回の公判・論告を受けて調査を開始したところです。

(記者)今回の内部調査を受けて、更に入札制度や倫理規定を見直すことは考えられますか。

(市長)今後出される判決結果や我々の調査結果を受けて、対応を検討してまいります。

(記者)内部調査を遡って、職員OBにも行なう考えはありますか。

(市長)指名競争入札の範囲を変更した平成19年以降に在職していた管理職のOBも調査対象としております。

(記者)老朽危険家屋について9月の条例化に向けて、動きはありますか。

(市長)今後、町内会など関係者の話を聞きながら、条例化を目指していきます。今までのen(えん)とーくの中でも老朽危険家屋対策は急務だと認識しており、今ある危険家屋の対応と、今後は放置家屋にならないよう、周知啓発してまいります。

(記者)道の駅魅力アップトークの2回目はいつごろの予定か教えてください。

(市長)時期は未定だが、改修や駐車場の工事などは進んでおり、それらの状況を見ながら、開催時期を検討して参ります。

 

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