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【記者会見記録】平成23年11月18日開催

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  1. 市議会提出予定議案について
  2. 開港140年・市制施行90年記念事業のキャッチフレーズ・ロゴマークの決定について
  3. 質疑


資料
  1. 平成23年第4回室蘭市議会定例会提出予定議案(PDF:1,373KB)

 

記念事業のロゴマークを説明する青山市長

 

1.市議会予定議案について 

(市長)本日は12月1日招集予定の第4回市議会定例会に提出予定の議案について、ご説明したいと思います。条例・単行議案及び補正予算の主な内容について、私のほうから概要を申し上げ、詳細については、総務部長、企画財政部長より、後ほど説明申し上げます。
まず条例につきましては、「議会の議員その他非常勤の職員の室蘭市公務災害補償等の関する条例及び室蘭市消防団員等公務災害補償条例」など9件、単行議案につきましては、「財産取得の件」など3件でございます。そのほか専決処分の報告が1件ございます。

次に補正予算ですが、一般会計で、「北斗文化学園保育園建設費補助金」「エンルムマリーナセンターハウス取得事業費」など4億4,131万円、
病院事業会計で、債務負担行為設定が9,261万円
港湾事業会計で、「土地売却収益」の収入で1億873万2千円、支出で8千527万4千円
でございます。

(総務部長)

条例及び単行議案について資料に基づき説明。

(企画財政部長)

補正予算案について資料に基づき説明。

 

2.開港140年・市制施行90年記念事業のキャッチフレーズ・ロゴマークの決定について 

(市長)来年の室蘭市開港140年・市制施行90年記念事業について、事業推進に向け、市と市内主要4団体の代表者による実務者会議をこれまで3回開催し、実行委員会の設立に向け準備を進めているところです。
また、記念事業を効果的にPRするため、9月1日からの1カ月間、「広報むろらん」や市ホームページ等を通じて、キャッチフレーズを募集いたしましたが、市内外各地の77名の皆さまから180件のご応募をいただきました。このたび、実行委員会実務者会議の皆さまのご協力もいただき、厳正な審査を経て、市内高砂町にお住まいの築田綾美様からご応募いただいた「輝く未来へ―ひと・まち・みなと」に決定いたしました。
また、記念事業を積極的に推進し、より効果的に広報するため、このキャッチフレーズのイメージを図案化した公式ロゴマークを制定しました。
室蘭の港とまちの歴史を象徴するシンボルマークとして、すべての記念事業に活用していきます。キャッチフレーズ及び公式ロゴマークにつきましては、記念事業において、ポスターや看板等に使用するほか、協賛事業や記念グッズに使用していただくことを想定しております。記念事業を盛り上げるためにも多くのかたにご使用いただきますようよろしくお願いいたします。

3.質疑 

(記者)道の駅「みたら」の魅力アップトークの成果と課題は。

(市長)約50人の皆さんが3回に渡り、熱心に参加され、提言書を出していただきました。市民の皆さんがまちづくりに対し考えたものが具体的になり、市政に反映されるというのが大きな成果と考えます。ハードの部分が注目されがちですが、来年の記念事業などソフト面の連携、充実を図っていくことが課題と考えます。

(記者)改修内容には売店の機能の拡充などもあるが、具体的にどんな商品を扱っていくのか。

(市長)出された意見の中では、市内で扱ったり商品開発しているもの、授産施設のパンなども置いていただけたらとありましたが、管理する団体とこれから詰めていくことになると思います。

(記者)生鮮品の販売については。

(市長)今回、小売商のかたにも入っていただき、結論は出ませんでしたが、可能な範囲で取り組んでいけるよう協議をして行きたいと考えています。

(記者)だんパラスキー場とエンルムマリーナの買い取りのいきさつ、指定管理者はどの業者になるのか、訴訟と関係あるのか。

(企画財政部長)買い取りに至る経緯について、第3セクターの経営検討委員会の提言を踏まえて経営改革プランを作ったなかで、だんパラはスキー利用客減少などもあり第3セクターとしての存続は厳しいものがありました。一方で、市民の冬季スポーツの振興という面で重要ということもありその場所の確保としてスキー場の取得に至りました。
エンルムマリーナについては、経営状況自体は成り立っていますが、施設が建設後20年程度経過しており、長期的な修繕費の増が経営を圧迫していく恐れもあります。一方で、市民の海洋スポーツの振興に大きな役割を持つことを踏まえ、市が取得するに至りました。
施設取得後の管理運営について、いずれ指定管理者制度を導入しますが、だんパラについてはこれまでやってきたということもあり、室蘭リゾート開発株式会社に非公募で引き続きやっていただき、エンルムマリーナについては、海上桟橋と一体的な管理運営が必要である関係もあり、株式会社エンルムマリーナ室蘭にやっていただく方向で考えています。
訴訟とは一切関係ありません。

(記者)土地と施設を買い取るわけだが、新たな指定管理者は従前どおりの第3セクターの企業がやるということで、市は業者の負債を被るということにならないのか。

(副市長)エンルムマリーナの底地は港湾の企業会計の土地を一般会計が借りてマリーナに貸与していた部分なので、それを一般会計の所有にするということです。だんパラスキー場については、索道を買い取るので、会社の所有になっている索道の基礎部分も市の所有にするということです。

(記者)負債は両社ともないのか。

(副市長)負債はあります。

(記者)市が施設を買い取った売却益で累積欠損金のいくらかを補てんされるということか。

(副市長)帳簿価格で買うので売却益は出ませんが、現金は入るのでその分で返済は出来ます。

(記者)道の駅魅力アップトークの最後の会合に、道の駅と屋台村の間の駐車場を整備するという案を示していたが、その方向でいくのか。

(市長)道の駅のリニューアルということで意見をいただいていましたが、その周辺にある屋台村と一体感を出すようなアイディアはないのかということに加え、最近ではキャンピングカーの利用者も増えてきているなか駐車場を広げようということもあり、また親水緑地の駐車場も兼ね、屋台村と道の駅の間の駐車場を拡張しようと考えました。今回その部分を補正予算にお示しできればよかったのですが、これから積雪など施工の関係もあり、新年度予算に盛り込んでいきたいと考えています。

(記者)だんパラスキー場の利用料は現行よりも若干安くなるようだが、どの程度か。

(教育部長)現行を基準に考えていますが、これまで大人と小学生以下という2つの区分だったのを、今回、高校生や中学生以下の区分を加えその部分の料金を下げました。近隣施設とのバランスも考え、4時間券やシーズン券なども設定しました。

(記者)事務分掌(機構改革)の検討状況は。

(市長)安心・安全に関する防災関係と高齢者施策、都市住宅といったところを軸に、これまでの議会で論議された内容も組み込み、作業しているところです。

(記者)道の駅魅力アップトークの提言について、ものづくりや港、工場夜景など観光資源を生かすべきとあり、その拠点とすることとありましたが、観光拠点としてどのように変わるのか。地元の人に対しての市長からのポイント、また、それをいつまでにやるのか。

(市長)目に見えるところは駐車場、売店の拡充です。ものづくりという点では、地元の団体の協力をいただきながら修学旅行生などが多目的ホールを使って製作体験をしていただくなど、大きく変わっていくと思います。
いずれにしても室蘭の観光の玄関口として、市民のみなさんに変化を感じていただきたいと思います。駐車場の関係もあり、グランドオープンは来年夏に出来ればと考えています。

(記者)だんパラスキー場に中高生の区分を新たに設定した狙いは。

(教育部長)市民スキー場として広く使っていただきたいと考え、学生でも安い料金で使いやすいように変更しました。

(記者)だんパラのリフト使用料とマリーナ会議室は割安になると思うが、B&G海洋センターのヨットや野球場の付属施設は無料から有料になり市民の感覚としては負担が増える形になり、スポーツ振興と逆行する部分もあるが。

(教育部長)B&G海洋センターについては海洋スポーツの促進を図るという観点からこれまで無料で使用出来ましたが、利用が増え、利用促進が図られたということで有料になります。無料から有料になる部分もありますが、他の施設では料金を負担していただいているので、不公平が生じないように料金を負担していただきたいということです。
野球場の付属施設については、いままで無料ということでしたが、多目的室の目的外使用ということで電気料等の負担はしていただいていました。今回、いままであったボクシング場の施設もなくなり、非常に使いやすい空間となりましたので、他の団体からも是非使わせてほしいという要望もあり、今回料金設定して一般開放したいと考えています。

(記者)魅力アップトークの参加者は、以前から意見のあるような人が多かった印象があるが、これからまちづくり協議会を立ち上げるにあたり、人選についてランダムに抽選して参加してもらうような形にする考えは。

(市長)今回の公募した約半数は観光に関する団体のかたに参加していただき、残る半数が一般公募のかたに参加をいただいたと思っています。感覚的な話になりますが、指摘のあったように、今までもまちづくり活動に熱心に参加していた人も多く見受けられましたが、あまりお見受けしない人も積極的に参加してもらったと感じています。これまで公式な所でまちづくりに対し、意見を述べる機会が少なかった人からも意見が出てきたと思います。このような形態は今回初めてということもあり、一般市民の参加のありかたについても今後検討していきたいと考えています。

(記者)本日、絵鞆半島外海岸が名勝ピリカノカに追加指定されたが、市長の思いは。

(市長)保護継承すべきアイヌ文化に由来する国指定の名勝として、追加指定にふさわしいと評価され大変光栄に思います。今後、適正な管理をしつつ、国民共有の財産である文化財としてはもとより、観光的な活用を含め全国的にアピールし、まちづくり全体に資するよう努めていきたいと考えています。

 

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