新年のごあいさつ（平成25年1月4日）

新年あけましておめでとうございます。

市民の皆様には、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、お慶び申し上げます。

昨年は、開港140年・市制施行90年の節目の年として、記念式典をはじめ、80を超える様々な記念事業を市民の皆さんと一丸となり、感動をひとつに共有し、室蘭の歴史や財産を改めて再認識を出来たことは、将来のまちづくりに必ずや実を結び、花開くものと期待しています。

今年は、追直漁港で長年整備されていたMランドが完成します。つくり育てる漁業の支援基地、市民のふれあい漁港として、水産物の消費拡大やふれあいの場として、有効的に活用されることを期待しています。

また、環境産業事業を代表するPCB廃棄物処理事業については、増設工事が進んでおり、今後、検査や試運転等を行ない、安全確認の後、北海道の許可を受けて年内の稼働を予定しています。今後も、市民の安心・安全を第一に地域の技術と一体となった処理事業を強く働き掛けていきたいと考えています。

今年は巳年。蒔いた種が実を結ぶ年のようです。これまで蒔いてきた種をしっかりと実らせていきたいと考えています。蛇足ながら、私の干支は「ヘビ」。この云われにあやかって、私も市民の皆さんの先頭に立ち「災害に強いまちづくりの推進」「地域経済対策の推進」「市民力を活かしたまちづくりの推進」などを、しっかりと具体化できるよう、ひと皮もふた皮も剥きながら、取り組んでまいりますので、市民の皆さんとともに知恵と力を出しながら頑張っていきたいと考えています。今年1年、市政へのご支援をよろしくお願いします。