高校生から取材を受けました（平成24年7月2日）

先週から今週にかけて、高校生から取材を受けました。 北海道大谷室蘭高校3年D組皆さんは、7月11日、12日に行なわれる学校祭における壁新聞制作のため、取材にお越しになりました。女子サッカーで全国高校総体への切符を手にした生徒や、いつもイベントで軽快なリズムを奏でてくれる吹奏楽部の生徒もいて、特色ある教育が行なわれている大谷高校のさわやかな校風を感じました。室蘭の展望や課題、私が抱く室蘭への思い、高校生へのメッセージを尋ねられたほか、消費税の問題についても質問がありました。

室蘭栄高校新聞局の皆さんからは、政治への関心の有無、消費税増税の賛否、内閣支持率、原発再稼働の是非を、全校生徒を対象に実施したアンケート結果にもとづき、高校生が政治に関心を持つためのアプローチについて、取材を受けました。社会に問題意識を持ち、自分の出来る身近なことから取り組むことが大切であり、室蘭が世界の中でどのように貢献できるか、大きな視点を持って社会で活躍して欲しいという期待を込めて答えました。

栄高校では、各クラスで新聞を購読し、社会問題や政治への関心を高めているようで、その他、室蘭市の人口減少の問題、高齢化の実態、晩婚化の影響、小学生の英語必修化、TPP(環太平洋経済連携協定)による鉄鋼業への影響など、現代社会が抱える諸問題にまで及び、将来を担う若い力を頼もしく思いました。
高校生の皆さんは、卒業後も室蘭に残る場合や離れることがあると思いますが、室蘭で学んだこと経験したことを、心の糧として羽ばたいてほしいと期待しています。