本室蘭中学校のふるさと学習で講演（平成24年5月28日）

5月28日、本室蘭中学校で全校生徒234名を前に50分の講演を行ないました。今年の総合的な学習のテーマは「ふるさと」。室蘭の良さをしっかりと認識・発見することが、今後のまちづくりにつながることを伝えてきました。 本室蘭中学校がある白鳥台地区には、香川町の工業団地や崎守町に企業が集積しており、世界に通じる産業集積があることについて、具体例を示して関心を持ってもらいました。

スマートフォン表面ガラスの研磨工場や災害廃棄物処理等で役立っている蟹の爪のようなアタッチメント製造、精密機械の金型工場、そして、うずら園では、プリンの製造販売に加え、ヨーロッパで珍重されているうずら肉の加工についても展望を持っている話などをしました。

結びに、ものづくりのまち室蘭の製品が、国内はもちろんアジアで貢献することを期待していること、そして、世界に通じる人材とは、外国人と交流を図るだけではなく、外国を知ることで自分や自分の街がどのように貢献するかを考えることだと強調してきました。地元の小さな発見から、大きな世界が見えてくることもあります。生徒の皆さんには、大いに刺激を受けながら、がんばってほしいと願っています。

今後、各学年でふるさと室蘭への生徒たちからの提言が行なわれるので、私も楽しみにしています。