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平成23年を振り返って(平成23年12月28日)

今年も残りわずかとなりました。今年は、3.11の東日本大震災による大津波等により、東北地方を中心とした日本各地に甚大なる被害をもたらし、本市でも、ホタテ漁業施設に多大な被害を受けました。私たちは、そこから得た教訓や課題を十分に検証し、市民の皆様が安全に暮らせるまちづくりのため、今後とも国や道と連携しながら、本市としての防災対策をしっかり取り組むとともに、被災地の1日も早い復興、そして日本経済の回復を願っているところであります。
また、9月には、昭和天皇以来57年ぶりに天皇陛下がお越しになり、多くの市民の皆様とともにお迎えすることが出来ました。ここに改めて皆様のご協力に、深く感謝を申し上げます。
今年1年を振り返ると、経済では、基幹企業が震災による影響を受けましたが、粗鋼生産量の回復や再生可能エネルギー普及の流れの中で取り組みを強化したほか、自動車部品メーカーとIT関連企業が進出表明するなど、地域にとって歓迎すべき明るい話題もありました。また、来年開港140年を迎える室蘭港には、すでに7隻の大型客船が入港する予定でおり、今後も物流の拠点として積極的なポートセールスを行ないながら、港湾振興に取り組んでいきたいと考えています。
商業関係では、今年9月、丸井今井室蘭店跡地に家電量販店が開店しました。中島地区は西胆振の中心商店街として、今後の地域経済の活性化による個人消費の拡大と、賑わい創出に大きな期待を寄せています。そして、来年1月末に閉店予定であった長崎屋室蘭中央店は、来年5月末まで営業延長されましたが、未だ厳しい状況にあるので、今後も営業継続に向け全力を尽くしていきたいと考えています。
一方、高齢者を地域で支援する取り組みや高齢者の多様な住まいの確保、また、新たな居宅サービスや施設整備を検討し、高齢者が住み慣れた場所で、元気に安心して暮らすことができる環境づくりを進めていきます。
今年は市長として1年目の年でありましたが、就任以来随時開催しておりますen(えん)トークでは、多くの市民の皆様の声を直接伺い、これからの市民協働まちづくりを進めていく上で、非常に有意義なものでありました。
そして、来年は、開港140年市制施行90年という節目の年を迎えます。市民公募により決定したキャッチフレーズ「輝く未来へ-ひと・まち・みなと」にあるように、これからの室蘭市の進むべき道をしっかりと見定め、市民の皆様の英知やお力をお借りしながら、国や世界に貢献できる存在感のあるまち、そして子どもからお年寄りまで安心して希望の持てるまちとして、勝力ある室蘭を目指して全力で取り組みますので、市政へのご支援をお願い申し上げます。

 

お問い合わせ

総務部秘書課 
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2164   ファクス:0143-24-7601
Eメール:hisyo@city.muroran.lg.jp

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