ホーム > 1.火災に関すること > バーベキューをする際は火の元管理の徹底を。
夏本番に向け気温が上昇してきたこの頃、家族・友人でバーベキューを行う方が増えているのではないでしょうか?バーベキューは非常に楽しい夏の風物詩でありますが、火を使用するという点で危険と隣り合わせであることにも注意してください。
楽しいバーベキューの最中、ちょっとした気の緩みで小さな火種から大きな火災に、、、そんな悲劇を絶対に起こさないよう今一度火の元管理を徹底した上でお楽しみください!
先日、福岡県の専門学校でバーベキューをしている最中、炭に消毒用アルコールを吹きかけた事により、4人に火が燃え移り4人が死傷した事例が発生しました。
新型コロナウイルス蔓延により以前より身近になった消毒用アルコールですが、一つ使い方を誤れば大変危険な物品です。アルコール濃度が60%を超えるものは消防法上危険物品として指定されております。火も消毒用アルコールも正しい使い方をすれば、危険性は軽減されますが、使用方法を誤るとこのような事故に繋がってしまいます。
バーベキューをご家族で楽しむ場合は、親御さんはお子様の目を離さぬようご注意いただき、お友達と楽しむ場合は楽しさの中にも少しの冷静さを心がけ行ってください。このような痛ましい事故を起こさぬようご協力お願いします。
上記の事例は、炭に火をつけるために消毒用アルコールを使用したといわれています。バーベキューの際、一番危険性が高いのは着火剤等を使用した着火時ですので、着火時は細心の注意を。
皆さんが思っているより、炭の火は強いです。火消し壺を使う等、バーベキュー後の火の始末は確実に行ってください。
アルコールは利尿作用があるので、脱水、熱中症にご注意ください。併せて、炎天下でのバーベキューは食中毒の恐れもありますので、食品管理は確実に行ってください。
カーポート倉庫の中でバーベキューを楽しむ方もいらっしゃるかもしれません。周囲の可燃物に注意するほか2方向開放して空気の流れを作り、新鮮な空気を取り込むようにしましょう。
お問い合わせ
消防本部予防課
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ファクス:0143-41-4680
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