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平成30年度北海道PCB廃棄物処理事業報告会開催結果

室蘭市民をはじめとする地域住民の皆様に対して、PCB廃棄物の処理状況、北海道PCB廃棄物処理事業の進捗状況などの説明を行ない、北海道PCB廃棄物処理事業についての理解を深めていただくことを目的に、次のとおり、事業報告会を開催しました。

1.開催日時

令和元年5月27日(月曜日)

14時00分~15時45分

2.開催場所

室蘭市生涯学習センター「きらん」研修室(室蘭市中島町2-22-1)

3.開催内容

主催者からの挨拶の後、次第に従って説明を行いました。

《次第》

  1. 北海道PCB廃棄物処理事業の現況について
  2. 環境モニタリングの概要と結果について
  3. PCB廃棄物の早期処理に向けた環境省の取組について

4.配布資料

5.主な質疑

質問1

胆振東部地震時における、JESCOの対応は。

JESCOからの回答

発災時、当初施設は定期点検の為操業停止中。自動停止設定以下の震度だったが、停電により全施設停止した。

非常用発電を開始し、施設への被害がないことを確認。翌日午後に送電復旧した。

非常用発電に使用する重油確保、通信のバックアップ等が今後の検討課題。

今回の経験を活かし、更なる安全対策に取り組みたい。

質問2

北九州事業での改善命令の件数と経過について知りたい。

環境省からの回答

行政指導に従わなかった例が7件、多くは改善命令後JESCOとの契約が行われたが、うち1件は資金不足で代執行となっている。義務者不存在での代執行例は2件あった。

質問3

事業者での保管からJESCO搬入までの各段階トラブル例は。

北海道からの回答

各段階で最も多いのは保管事業者での漏洩トラブルだが、地下浸透まで至る例はわずか。
運搬過程では、高濃度については軽い接触事故が生じた例はあるが、頑丈な運搬容器に入っていた為、影響はなかった(低濃度は漏洩事例あり)。
JESCOでの漏洩トラブルは施設内では発生しているが、施設外に影響した例はない。

質問4

掘り起こし調査について、全量把握は困難。室蘭市でも新たに発見されており、未発見のものが多くあるのではないか。徹底が不十分であるような印象で不安。

北海道からの回答

北海道所管の自家用電気工作物の設置者(約2万5千事業者)については平成26年度より調査に着手、再アンケートや現地調査を繰り返し実施し、約96%の進捗となっている。

安定器については、全11万件の事業所すべてにお知らせしており、うち事業所の開設年度から可能性がある約4万件の事業者にはアンケートを送付している(進捗は約73%)。

公共施設については平成28年の安定器漏洩事故をきっかけに、再調査を実施している。

質問5

超大型変圧器の処理が平成30年度中に行われたとのことだが、完了したのか。

JESCOからの回答

客先の都合により今年度も1台継続中だが、年度内に完了する見込み。

質問6

処理期限終了後に発見されたものは、どのように対応するのか。

環境省からの回答

今後の発生状況を踏まえて対応を考えていくが、まずは計画的に処理を進めているものの完了が優先。

事業終了準備期間の令和7年度以降に発見されるものへの対応は現時点で全く決まっていない。

 

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お問い合わせ

生活環境部環境課環境係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-23-2225   ファクス:0143-22-7148
Eメール:kankyou@city.muroran.lg.jp

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