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ヒグマの痕跡(糞、足跡など)

市内でヒグマに関する痕跡の情報が多く寄せられています。

ヒグマの糞や足跡などの特徴や他の動物との違いをご紹介します。

ヒグマの糞

大きな俵形で、大きいものでは径7~8cm、全体の大きさが30cmくらいになります。

食べたものが消化されずに糞になることが多く、植物の繊維や種、果肉などが含まれています。

(1)ヒグマの糞【大きさ30cm】(室蘭市)

(2)フキを食べたヒグマの糞(写真提供:北海道)

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(3)オニグルミを食べたヒグマの糞(写真提供:北海道)

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(4)植物を食べたヒグマの糞【大きさ25cm】(写真提供:根室市)

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(5)どんぐりを食べたヒグマの糞【大きさ25cm】(写真提供:根室市)

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間違いやすい動物

エゾシカの糞は、粒状の糞が寄り集まって大きな塊になったり、消化不良によりペースト状になることがあり、ヒグマの糞とよく間違われることがあります。繊維が細かく均一にすり潰されているのが特徴です。

(1)エゾシカの糞(室蘭市)

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タヌキは、同じ場所で繰り返し糞をする習性があり、一見大きな塊に見えますが、よく見ると小さな糞が積み重なっています。臭いが強く、昆虫の羽などが混じっている事も多くあります。

(2)タヌキの糞(写真提供:北海道)

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ヒグマの足跡

鮮明なヒグマの足跡は肉球と爪の跡が見られます。足幅は大型のもので18cm、小型でも10cm程あります。縦長な跡が後足、縦に短い跡が前足です

(1)泥を踏んだ後道路上を歩いた足跡(写真提供:旭川市)

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(2)雪上を歩いた足跡(室蘭市)

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ヒグマの爪跡

ヒグマが木に登る際などにつき、爪の幅に合わせて数本の跡が並んで残ります。

(1)ヒグマが木に爪を立てた跡(写真提供:旭川市)

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間違いやすい動物

オスのエゾシカが角を研ぐために、木に角を激しくこすりつけてできた研ぎ跡は、長く不規則に傷跡が残り、ヒグマの爪痕と間違われることがあります。

(1)エゾシカの角の研ぎ跡(室蘭市)

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ヒグマの目撃や痕跡を見つけたとき

ヒグマを目撃したときや痕跡を見つけたときは、市役所または警察署に連絡してください。

糞や足跡等の痕跡は、可能な限り写真を撮影して、下記問い合わせ先へメールで送ってください。(撮影者の手足や持ち物などの大きさが比較できるものと一緒に撮影して下さい。)

 

お問い合わせ

生活環境部地域生活課市民生活係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2381   ファクス:0143-23-2133
Eメール:seikatsu@city.muroran.lg.jp

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