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宮蘭航路フェリーハッカソンの開催

宮蘭航路フェリーハッカソン終了しました。

2018年11月2日から4日に「宮蘭航路フェリーハッカソン」を開催しました。

総勢39名(8チーム、メンター5名、事務局3名含む)が参加し、フェリー船内で楽しむアプリや室蘭と宮古の観光アプリを作りました。船内で初日から夜通しでアイデアソンを行い、2日目は宮古市内で浄土ヶ浜や田老など宮古市内をまち歩きし、宮古市で行われていたアイデアソンにも飛び入り参加させていただきました。そして、いよいよ最終日3日目は室蘭に帰る船内でひたすらハッカソンを行いました。その結果、8チームの参加者の作品とメンター3名により素晴らしいアプリができました。宮古市での交流、フェリーという環境の中でのハッカソンを参加者の方々には楽しんでいただけました。

ご参加いただきました皆さん、ご協力いただきました関係各所の皆様方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

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参加チームおよび受賞結果、作品概要は以下のとおりです。

 

【最優秀賞・川崎近海汽船賞】ESRIジャパン株式会社

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「親子で楽しむアプリ」

本アプリは、チームメンバーのひとりが家族旅行で宮蘭フェリーを使った際の経験をもとに、子育て世代のフェリー旅の支援を目的としてます。現在地を示すアプリやスマホを向けた先にある施設を表示するARアプリ、訪問したい観光地へのルートを表示するアプリなど、旅先でも船上でも楽しめるアプリを集められています。また、アプリのユーザーが投稿したおむつ交換が可能な場所等の情報を共有し子育て世代が気軽に旅行できるような機能も提供します。「親子で楽しむアプリ」資料(PDF:2,548KB)

【優秀賞・室蘭市賞】MicroJobs(個人チーム)

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「とにかく暇でしょうがないをお得に解消」

「暇だからこそ取り組む」がテーマのアプリです。船内で小さなお仕事(Microjob)の機会を提供します。例えば、ゲームのテストやアンケートなどです。普段の忙しい生活では機会や興味の無いことが、暇な船内では「やってみるか」となることを目指しています。仕事で得られるポイントにより、船席のアップグレードを行うことなどを想定します。アンケートの回答は、オープンデータとして公開することも可能です。「とくかく暇でしょうがないをお得に解消」資料(PDF:5,171KB)

【入賞】クリプトン(株)with室工大高田くん&遠藤くん

ferryhack4「MiyaRun」

MiyaRun(ミヤラン)は、フェリー船内でアクセス可能なローカルWi-Fi+WEBアプリです。システムは、RaspberryPiで構築しており、スマホやデジタルサイネー
ジを介して、宮古市又は、室蘭市の観光情報を閲覧する事ができます。実際の宮古市観光情報として約8時間、格安なレンタカーを予約するところから、田老地区・浄土ヶ浜といった観光地を巡り、モデルコースとして紹介しています。(フォトスタンプラリーは未実装)

【入賞】日鋼情報システム株式会社

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「TimeTripPhotoGallery」

時代の流れを見て楽しむことをコンセプトにした「TimeTripPhotoGallery」という体感型アプリを作成です。このアプリでは位置情報を元に過去、現在の写真を登録することができます。登録した写真は場所毎に年代順にまとめられ、過去~現在~未来へとその場所の時代の流れを見ることが出来ます。将来的には、SNS連携を行い利用者のシェアを広げることで沢山の写真を登録して頂き、様々な年代の写真で溢れる1つのタイムマシンになることを目指しています。

「TimeTripPhotoGallery」資料(PDF:1,344KB)

【入賞】ぴょっこりハーン

ferryhack6「船内思い出共有アプリ」
長時間のフェリー船内での滞在は、することがなく暇な時間が多い。そこで船内での滞在時間を魅力的なものとするためのアプリを考案しました。
機能1:船内ゲストブック
・船内にて旅の思い出(メッセージ・手書き)、写真、動画を投稿・共有・閲覧する機能
機能2:船内落書き
・船内の仮想掲示板(AR空間)にて落書きができる機能。
過去の落書きも参照できます。
本アプリにより、子供は落書きをして楽しむことができ、大人も写真・メッセージの共有により、これからの旅先への思いを馳せたり、旅の思い出を振り返ることができます。

「船内思い出共有アプリ」資料(PDF:7,537KB)

株式会社HARP

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「Binstagram」

宮古市に新たに誕生した、「見て、盛って、食べる」ご当地体験型グルメ「瓶ドン」。
「Binstagram」はあなたが美しく盛り付けた「瓶ドン」の写真をシェアして記録に残すことで、宮古市での観光をより楽しくするアプリです。食べに行く「瓶ドン」を決められないときには、他の人が美しく盛り付けてシェアした写真から行きたいお店を探したり、地図上から観光ルートに近い「瓶ドン」のあるお店を探すこともできます。

「Binstagram」資料(PDF:1,201KB)

株式会社MIERUNE

 

えぶりでぃ☆LaTeX

 

【メンター】尾作慶一氏

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「ゆるクチコミサイネージ」

フェリー船内のテレビを利用したデジタルサイネージシステムです。利用者は、本アプリを使用すると船内のWi-Fi用のローカル船内サーバに接続し、専用掲示板に書き込みが可能になります。この掲示板に書かれたメッセージは、現在地のGPS情報とともに船内サーバに保存され、以後その経度を通過するたび、船内テレビにメッセージが表示される仕組みです。民宿やゲストハウスで見かける宿泊者が一言残す「メッセージノート」のような乗船者同士のゆるいコミニュケーション促進が本アプリの目的です。

【補足】宮蘭航路フェリーの利用者は、片道10時間の乗船時間があり、みな渡航先への期待で胸を膨らませてる、もしくは離れる出発地について思いを巡らせて過ごします。そこには共感できる想いや、思わぬ現地情報が埋もれているはずです。そこで、各人の思いを残し、共有するデジタルサイネージをつくり可視化するのが本アプリの目的です。
「ゆるクチコミサイネージ」資料(PDF:2,623KB)

【メンター】白井直哉氏

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「室蘭宝探し」

フェリーの中での室蘭にかかわる、宝(絵、写真)を探ゲームです。スマホアプリの右下のヒントを頼りに船内にある宝をさがします。広い船内にある宝はカレンダーの一部の画像だったりと難易度は隠す側の人の裁量でどこまでも難しくできます。宝物が見つかるとARで視覚的に映像が浮き出てきます。隠す宝は隠す側があらかじめ決めた画像を指定します。
例えば、カレンダーの一枚の画像でも宝物に設定が出来たりと宝物は無限大です。

「むろラン」

ヘッドマウントディスプレイをかぶってその場で走るだけで
室蘭の市内を走り回れるアプリです。寒い冬でもどんな環境でもヘッドマウントディスプレイをかぶれば素敵な室蘭の市内を走り抜けることができる事が出来ます。

「室蘭宝探し」「むろラン」資料(PDF:2,482KB)

【メンター】若狹正生氏

ferryhack12「あんごう」

アプリの概要、詳細は以下のページからご覧ください。

「あんごう」のページへ(外部サイトへリンク)

 

 

 

 

 

 

 

開催案内など

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2018年6月22日に室蘭市と宮古市のフェリー航路が就航しました。フェリーの船内でスマホアプリを開発するイベント「宮蘭航路フェリーハッカソン」を開催します!皆さまのご参加をお待ちしております。

 

宮古市内のまち歩きも行います。アプリ作成ができない方も参加可能ですので、ぜひご参加ください。

周知用ポスター(PDF:1,160KB)

イベント内容

未定の内容も多く含まれます。新着情報は随時更新します。

新着情報は本ページおよびアーバンデータチャレンジ南北海道Facebookページでお知らせします。

アーバンデータチャレンジ南北海道Facebookページへ(外部サイトへリンク)

 

宮蘭航路フェリーハッカソンについて

室蘭市ではオープンデータを推進しており、その一環として2016年、2017年に「企業・団体対抗ハッカソン」と題して、企業や団体ごとにチームを作ってもらい、室蘭の観光など地域課題に寄与するスマホアプリを開発していただきました。今年度は2018年6月22日に室蘭市と宮古市間のフェリー航路が就航することを記念し、室蘭市と宮古市の交流を目的に、まちを散策し、そこで得た観光情報をもとにフェリー内で観光アプリなどを開発するハッカソンを開催します。企業や団体、参加者同士でチームを作り、室蘭市と宮古市を観光するスマホアプリを作成していただこうと考えています。アプリ作成技術のない方でも、スマホアプリのアイデアを考えたり、開発者の手伝いなどをしていただきます。

 

主催・共催など

主催:室蘭観光推進連絡会議(構成:室蘭市、室蘭商工会議所、一般社団法人室蘭観光協会)、アーバンデータチャレンジ南北海道事務局

共催:アーバンデータチャレンジ2018実行委員会、室蘭市IoT推進ラボ

後援:北海道総合通信局、北海道経済産業局、北海道、北海道テレコム懇談会、オープンガバメント推進協議会、室蘭工業大学

協力:川崎近海汽船株式会社、一般社団法人LOCAL

 

開催日程

開催日:2018年11月2日(金曜日)から11月4日(日曜日)

乗船フェリー往路:室蘭港発20時50分、宮古港着7時55分

乗船フェリー復路:宮古港発9時25分、室蘭港着19時25分

 

参加費

フェリー運賃、宮古市内宿泊料は無料

  • フェリー運賃は2等となります。2等寝台、1等、特等をご希望の方は2等との差額が各自負担となります。
  • 宿泊場所は主催者により手配いたします。参加者での相部屋となりますので、ご了承ください。
  • ご希望の宿泊場所がある場合は、各自で手配ください。各自で手配された宿泊場所の料金は各自負担となります。主催者側で補助はありません。
  • 食事代、交流会参加費、宮古市内まち歩き時の交通費は各自負担となります。

 

プログラム(予定)

プログラム内容は変更となる場合があります。

11月2日(金曜日)

18時30分~受付開始(室蘭港フェリーターミナル)

19時00分~開会・オリエンテーションなど(室蘭港フェリーターミナル)

講演:古崎晃司氏(大阪大学産業科学研究所)

20時50分~室蘭港出港

21時15分~船内アイデアソン

11月3日(土曜日)

7時55分~宮古港到着

時間未定~宮古市の紹介、宮古市内まち歩き

18時30分頃~交流会(宮古ホテル沢田屋、お一人5,000円(税込))

宮古市内宿泊

宿泊場所(主催者手配宿):宮古ホテル沢田屋

11月4日(日曜日)

9時25分~宮古港出港

10時00分~船内ハッカソン、データソン

18時00分~成果発表会、審査、表彰

19時25分~室蘭港到着、解散

 

参加条件

  • どなたでも参加できます。
  • 技術者は民会企業、団体、大学ごとにチームを作って参加する。(個人での参加可)
  • アプリ開発の技術のない方はどこかのチームに参加いただきます。
  • 室蘭市内外は問わない。
  • アーバンデータチャレンジ2018に成果となる作品を応募すること。
  • 本イベントの映像、写真、記事、記録等において、氏名、年齢、性別、記録、肖像等の個人情報がインターネット、新聞などに報道、掲載、利用されることを承諾すること。(その掲載権、使用権は主催者に属します。)
  • 本イベントではイベント保険には加入しないことを承諾すること。イベント開催期間中の災害、事故などによる怪我などについては主催者側で責任は負いかねます。また、本イベントにかかわる費用についても補償できません。

 

作品条件

  • 室蘭市や宮古市の観光に資するアプリケーション、またはフェリー乗船中にフェリー内で楽しむことができるアプリケーションであること。
  • オープンデータを使用すること。(室蘭市のオープンデータに限らない。他の団体等のオープンデータや自身で作ったオープンデータでも可)
  • まち歩きで収集した情報や写真などを使用しても良い。
  • アプリの作成方法などについては問わない。既存のアプリケーションやオープンソースの利用なども可。
  • 室蘭市の過去のワークショップなどでのアイデアを参考に、アプリ作成に活かしても良い。
  • 事前のアプリ作成も可。しかし、アイデアソンで出たアイデアも取り入れられるよう努めること。

 

参加申込み

応募は終了しました。

上記、参加条件を承諾のうえ申込みください。

参加申込みフォームへ

応募者多数の場合、先着順となりますので、早めにお申し込みください。

定員30名程度とさせていただきます。

応募締切:2018年10月25日(木曜日)

参考

室蘭市のオープンデータ

室蘭市オープンデータライブラリへ

 

アーバンデータチャレンジ

アーバンデータチャレンジは自治体が保有する様々なデータを誰でも編集・加工しやすい形で公開するオープンデータや地理空間情報を活用して地域課題解決や魅力創出を目指す取り組みで、全国各地でイベントを伴う、一般参加型のコンテストです。今年度は全国40箇所でワークショップ等が開催されます。室蘭市ではオープンデータを推進しており、2014年から一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会(AIGID)が主催するアーバンデータチャレンジ(UDC)に、北海道ブロック拠点とし参加しています。

アーバンデータチャレンジのページへ(外部サイトへリンク)

 

川崎近海汽船株式会社

川崎近海汽船株式会社のページへ(外部サイトへリンク)

シルバーフェリーのページへ(外部サイトへリンク)

 

問い合わせ

アーバンデータチャレンジ南北海道事務局(室蘭市企画財政部ICT推進課)

電話:0143-25-2712

e-mail:joho@city.muroran.lg.jp

 

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お問い合わせ

企画財政部ICT推進課ICT推進係
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2712   ファクス:0143-22-3266
Eメール:joho@city.muroran.lg.jp

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