ホーム > 行政 > 中学生海外交流事業:実績・派遣報告 > 平成28年度ノックスビル市派遣事業報告
室蘭市の国際姉妹都市米国テネシー州ノックスビル市との、中学生海外交流事業の平成28年度派遣事業報告についてご紹介しています。
室蘭はあいにくの雨。お見送りの家族や関係者にしっかり挨拶をして出発。新千歳空港から成田空港を経由してシカゴへ約12時間の長い飛行機の旅。乱気流が発生しトイレに30分以上いた生徒、席に戻らない生徒を心配した生徒、乱気流の揺れを怖がる生徒など、気が休まらないままシカゴに到着。英会話能力を生かす間もなく指紋と顔写真を撮って入国審査はあっさり通過。ホテルでチェックインを済ませ、隣のレストランで夕食。室蘭からシカゴまで食べ通しで食欲はゼロ。長旅で心身共にぐったり。出てきた料理は、予想以上に大きなステーキ!完食者は引率のみでした。
この日の主な出来事
シカゴ市内見学へ。まずは世界で8番目に高い高層ビル、ウィリスタワー!エレベーターで約60秒、地上から412m、103階の展望デッキへ。ビルから外に突き出た全面透明アクリル張り、高所の恐怖が味わえる場所では、意外にも笑顔で撮影する生徒達。昼食はネイビーピア(海軍の埠頭)という商業施設のフードコートで、緊張の中、各自英語で昼食を注文し購入に成功。午後は科学産業博物館を見学。宇宙船や潜水艦の機体、人体標本などを見学。その後空路でノックスビルへ。約1時間半のフライトを経てノックスビルに到着。現地の関係者の心温かい出迎えを受けました。生徒2人のスーツケースベルトがなくなり、1つしか見つかりませんでした。ホテルにチェックイン後、次の日の行動を全員で確認して各自部屋に移動。ノックスビルの最初の夜は慌ただしく過ぎました。
この日の主な出来事
午前中はノックスビル市役所を表敬訪問。青山市長からお預かりした記念品とノ市の副市長からの記念品を交換しました。温かく歓迎していただいて大感激。その後、世界博公園、室蘭通りや記念植樹をした場所、サン・スフィアタワーを見学。そして、ノックスビル動物園でホストファミリーと対面。プラカードの自分の名前を見て感激する生徒達。対面の後、動物園内のゲストハウスで昼食をとり、その後自由解散となって、生徒達はホームステイをスタート!興奮・緊張・不安でいっぱいの生徒達はこれからホストファミリーと5日間過ごします。
この日の主な出来事
ホームステイが始まり、日中、ホストファミリーに様々な所へ連れてもらって楽しい思い出が出来たようです。不慣れな英会話でも、少しでも交流しようとがんばりました。
この日の主な出来事
シダーブラフ中学校での歓迎会の様子。まずは、現地でお世話になっている生徒と室蘭の生徒とペアになってノックスビル市名誉市民証と記念品の授与。その後、シダーブラフ中の生徒による演奏と合唱で歓迎していただきました。次はいよいよ私達のパフォーマンス「よさこいソーラン」の演舞(間奏部分で空手を披露し、盛り上がりは上場)、日本の人気アーティストやグループの曲をメドレーにしたダンス、次にアニメの「となりのトトロ」の「さんぽ」と日本語と英語で歌い、最後は現地のアメフトの大会で会場の方々と一緒に「ロッキートップ」を歌唱。途中、シダーブラフの生徒が踊りに加わり、会場全体がとても盛り上がりました。たくさん温かい拍手と歓声が鳴り響き大盛況でした。歓迎セレモニー終了後、室蘭市中学生達はシダーブラフの生徒たちと一緒に授業を体験。夜は、ハロウィンパーティーが盛大に開催されました。
この日の主な出来事
|
ホストファミリーと過ごす最後の1日は、大切な思い出作りにカボチャのランタン作りや飾り付けなどハロウィンの準備や一足早いハロウィンを体験した生徒が多かったようです。
この日の主な出来事
ノックスビルを離れるこの日は、夜7時頃のフライトだったため、夕方にホストファミリーに連れられて室蘭の生徒たちが、たくさんの思い出とお土産を抱えて現地の空港ロビーに集合しました。出発までの時間、ホストファミリーとの最後の写真撮影や感謝の気持ちを伝えて号泣する生徒や家族など、感動的なシーンに溢れました。空港のゲート前では、保安検査場へ向かう生徒達に向かってホストファミリーや関係者はずっと手を振って見送ってくれてました。寂しさを胸に、一路飛行機でワシントンD.C.に向かいます。
この日の主な出来事
この日はワシントンD.C.市内見学です。
国のために命を落とした人々が眠るアーリントン墓地、リンカーン記念堂、ホワイトハウス、連邦議会議事堂、など映画やニュースで見たことのある場所を実際に見て感激。「さすがアメリカの首都」であることを実感。スミソニアン博物館では、日本では見ることができない貴重な資料や展示物を見学しました。
この日の主な出来事
帰国便が午後だったため、朝食や準備はゆったりムード。米国内では最終日まで一度も雨に当たらず、晴れの天気に恵まれました。ホテルのロビーに全員時間通りに集合。空港では最後のアメリカの洗礼、預けたスーツケースが放り投げられ、中に入れていた記念品のマグカップが粉々になりました。ワシントンDCから14時間かけて成田空港へ。機内での英会話は初日よりも落ち着いて自信を持って話せていました。日本に着いた安心感からか、機内にお土産を忘れましたが、たくましく成長した姿を、室蘭で出迎えてくれた保護者と各校の校長先生に元気良く見せることができました。その後、派遣中お世話になった引率者と添乗員にお礼をして、各自家路につきました。
この日の主な出来事
お問い合わせ
総務部総務課都市交流
住所:〒051-8511 室蘭市幸町1番2号
電話:0143-25-2522
ファクス:0143-24-7601
Eメール:kokusai@city.muroran.lg.jp
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください