平成27年度ノックスビル市派遣事業報告

室蘭市の国際姉妹都市米国テネシー州ノックスビル市との、中学生海外交流事業の平成27年度派遣事業報告についてご紹介しています。

• 期間：平成27年10月26日から11月4日(10日間)
• 人数：生徒12人、引率2人、計14人
• 訪問先：米国(ノックスビル、シカゴ、ワシントンD.C.)
• 行程表：
  • 10月26日(月曜日)室蘭から新千歳空港、成田空港を経由しシカゴへ！
  • 10月27日(火曜日)アメリカの大都市シカゴからノックスビルへ。
  • 10月28日(水曜日)緊張の中、ホームステイがスタート(ノックスビル)
  • 10月29日(木曜日)ホストファミリーと行動(ノックスビル)
  • 10月30日(金曜日)盛大な歓迎式と授業体験(ノックスビル)
  • 10月31日(土曜日)ホストファミリーと行動(ノックスビル)
  • 11月1日(日曜日)いつか再会する日を願って(ノックスビル)
  • 11月2日(月曜日)世界の政治の中心地・アメリカの首都を巡って(ワシントンD.C.)
  • 11月3日(火曜日)～11月4日(水曜日)さようなら、アメリカ。またいつか。

10月26日(月曜日)室蘭から新千歳空港、成田空港を経由しシカゴへ！

家族や関係者に見送られて、予定通り室蘭を貸切バスで出発。新千歳空港から国内線で成田空港、国際線でシカゴへ向けて、約11時間の長い飛行機の旅。無事シカゴに到着。英会話能力が試される入国審査と税関では、数人とても苦労した様子。その後、貸切バスでホテルへ。夕食は、ホテルの近くにあるレストラン。ステーキの焼き加減を英語でなんとか注文をして、出てきた予想以上に大きなステーキにびっくりしました。

この日の主な出来事

• 室蘭出発
• 新千歳空港から国内線で成田空港へ移動
• 成田空港から国際線でシカゴオヘア空港へ移動(シカゴ泊)

10月27日(火曜日)アメリカの大都市シカゴからノックスビルへ

シカゴ市内見学へ。まずはウィリスタワーの見学。エレベーターで一気に103階の展望デッキへ。ビルから突き出た全面アクリル張りの箱の中で恐る恐る下を覗きこみ、鳥になったような気分を味わい、思い思いに写真を撮影。昼食はネイビー・ピアというミシガン湖岸の複合型商業施設のフードコート。同じお店内で英語で各自昼食を購入。午後は科学産業博物館を見学。人体標本やアポロ7号の機体などを見学。その後、空路約1時間半のフライトでノックスビル市に到着。先にノックスビル市に到着していた青山室蘭市長と現地市民の心温かい出迎えを受け、到着した訪問団も一安心。引率のスーツケースが届いていないハプニングがありましたが、全員ノックスビルのホテルへ。チェックイン後、1階のレストランでささやかな歓迎会が開催され、ノックスビルの最初の夜はにぎやかに過ぎました。（夜分遅く、引率のスーツケースは無事ホテルに届きました）

この日の主な出来事

• ウィリスタワー、シカゴ科学産業博物館見学、ミシガン湖岸散策、
• 空路でノックスビルへ

 

10月28日(水曜日)緊張の中、ホームステイがスタート(ノックスビル)

午前中は青山市長と一緒にノックスビル市役所を表敬訪問。生徒達はよさこい「よっちょれ」をロヘロ市長の前で披露し、とても喜んでいただきました。青山市長から記念品やオレンジ色の法被を贈呈し、その場で法被を着て一緒に写真撮影。温かく歓迎していただいて大感激。その後、世界博公園、室蘭通りや記念植樹をした場所、サン・スフィアタワーを見学。そして、ノックスビル動物園でホストファミリーと対面。プラカードに書かれた自分の名前を見て感激する生徒達。感動の対面の後、動物園内の集会エリアへ。ここまでご同行の青山市長からホストファミリーの皆さんにご挨拶。和やかな雰囲気の中、生徒達はホストファミリーと一緒に昼食をとり、その後自由解散。生徒達はホームステイをスタート！興奮・緊張・不安でいっぱいの生徒達はこれからホストファミリーと5日間過ごします。

この日の主な出来事

• ノックスビル市役所・市長表敬訪問、世界博公園散策
• ノックスビル市動物園でホストファミリーと合流。昼食会。
• ホームステイがスタート！

 

10月29日(木曜日)ホストファミリーと行動(ノックスビル)

ホームステイが始まり、生徒達は終日ホストファミリーと過ごしました。言葉や文化が違う中、意思の疎通に苦労しながらも、素敵な思い出作りができたようです。

 

この日の主な出来事

• 各ホストファミリーと行動

 

10月30日(金曜日)盛大な歓迎式と授業体験(ノックスビル)

シダーブラフ中学校での歓迎会は、シダーブラフの生徒による心のこもった演奏と合唱で幕を開けました。続いて、こちらの発表です。英語で各演目を紹介。まず、生徒全員法被を着てよさこいソーランの「よっちょれ」、次に頭に手作りの妖怪のお面を被って、「ようかい体操第一」を元気いっぱい踊りました。途中、シダーブラフの生徒が踊りに加わり、会場全体がとても盛り上がりました。最後に、「世界で一つだけの花」を日本語と英語で歌い、サビの部分は手話を披露。たくさん温かい拍手と歓声をいただき、ハイタッチを求められまるでスターになったように大人気でした。最後は中学校から記念品、ノックスビル市からは「名誉市民証」を授与され、笑顔でホストスチューデントと一緒に記念撮影。
歓迎式典終了後、室蘭市中学生達は実際にシダーブラフの生徒たちと一緒に授業を体験。

この日の主な出来事

• シダーブラフ中学校訪問
  名誉市民証授与式
  授業体験
• ハロウィンパーティー
• 高校のアメリカン・フットボールの試合観戦

 

10月31日(土曜日)ホストファミリーと行動(ノックスビル)

この日はハロウィン当日。ホストファミリーとカボチャのランタンを作ったり、仮装をして近所の各家を訪ね歩いて「トリック・オア・トリート」を体験。たくさん色とりどりのお菓子を貰い、現地で出来たお友達と集まってそのお菓子を食べながら語りあったそうです。本場のハロウィンを体験して素敵な思い出が出来ました。

この日の主な出来事

• 各ホストファミリーと行動
• ハロウィンを体験

 

11月1日(日曜日)いつか再会する日を願って(ノックスビル)

たくさんの思い出を作ることができたノックスビルの家族や仲間たちといよいよお別れです。
マギータイソン空港でのホストファミリーとの最後の写真撮影。空港のゲート前でのお別れでは涙にくれる生徒、笑顔を努めようとする生徒…「まだ帰りたくない！」「絶対にまた会いに来る」とホストファミリーとの別れを惜しんで抱き合う生徒達。保安検査場へ向かう生徒達に向かってホストファミリーや関係者はずっと手を振って見送ってくれてました。寂しさを胸に、一路飛行機でワシントンD.C.に向かいます。

この日の主な出来事

• ホストファミリーと空港でお別れ
• ノックスビルからワシントンD.C.へ移動

 

11月2日(月曜日)世界の政治の中心地を巡って(ワシントンD.C.)

この日はワシントンD.C.市内見学です。
国のために命を落とした人々が眠るアーリントン墓地、リンカーン記念堂、ホワイトハウス、連邦議会議事堂、など映画やテレビで見たことのある場所を実際に見て感激。「さすがアメリカの首都」であることを実感。スミソニアン航空宇宙博物館では、「月の石」を触り、人類史上初めて月面着陸に成功した「アポロ11号」など、貴重な資料や展示物を見学しました。

この日の主な出来事

• ワシントンD.C.市内見学
• アーリントン墓地
• リンカーン記念堂
• 連邦議会議事堂
• スミソニアン博物館ほか

 

11月3日(火曜日)から11月4日(水曜日)さようなら、アメリカ。またいつか。

いよいよ、アメリカとお別れです。早朝、全員時間通りホテルのロビーに集合。貸切バスでワシントンDCの空港に向かい、DCの空港から帰国便で14時間かけて成田空港へ。次の日の夕方、飛行機で成田空港から新千歳空港へ。室蘭へ向かうバスの中で、「もう派遣が終わってしまう・・・」「早くこの素敵な体験を話したい！」と色々な気持ちが浮かびます。それだけ楽しい体験をたくさんしてきた証拠です。夜遅く出迎えてくれた保護者と各校の校長先生に元気良く挨拶。その後、派遣中お世話になった引率者と添乗員にお礼をして、各自家路につきました。

この日の主な出来事

• ワシントンD.C.から国際線で成田空港
• 成田空港から新千歳空港へ移動
• 新千歳空港から室蘭へ移動