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【記者会見記録】令和4年11月28日開催

1.第4回市議会定例会提出予定議案について

2.質疑

1.第4回市議会定例会提出予定議案について

aoyama041128

時節柄大変お忙しい中、記者会見にお集まりいただきありがとうございます。本日の会見につきましては12月1日から開催を予定しております第4回市議会定例会への提出予定議案や、最近の市の話題についてお話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

始めに提出予定議案についての説明でございます。条例につきましては、「室蘭市職員の定年等に関する条例等の一部改正の件」など、合計7件であります。続きまして、単行議案につきましては、「公の施設に係る指定管理者の指定の件」で、公設地方卸売市場の指定管理者指定の1件であります。

続きまして、補正予算につきましては、一般会計や国民健康保険特別会計、水道事業会計など、6会計の補正であります。主な内容といたしましては、一般会計では、昨今の燃料価格などの急激な高騰に伴い、公共施設などの維持管理にかかる電気・ガス料金の増額補正など、総額4億5,062万5千円の補正予算となっております。そのほか、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計では、前年度交付されました国庫支出金等の実績確定に伴う返還金の補正、水道事業会計や病院事業会計、公設地方卸売市場事業会計では、債務負担行為設定の補正となっております。議案につきましては、以上であります。

続きまして、最近の話題についてお話しをさせていただきたいと思います。

令和5年度、新年度予算編成についてでありますが、令和5年度は改選の年となりますことから、骨格予算として予算編成をいたしますが、本市の重点施策である人口減少対策や子育て支援策などに関わる継続した取り組みや、市民の安全・安心に関わる施策など、緊急性の高い事業につきましては、可能な限り当初予算に計上することを考えております。令和5年度における一般会計の収支につきましては、昨年6月にお示しをさせていただきました「財政の見通し」をベースに、想定される財政需要を簡易的に加えますと、約1億6,000万円の収支不足が生じるものとしておりましたが、国内外の経済情勢に伴う物価高騰、電気・ガス料金の増嵩などは、今後の財政運営にも多大な影響を与えることが見込まれるところであります。引き続き行財政改革の取り組みを着実に進めるとともに、先日、国において閣議決定されました第二次補正予算の内容も注視しながら、予算編成につなげていきたいと考えております。

次に、学校給食センターの広域設置についてであります。学校給食センターにつきましては、老朽化など同様の課題を抱えるお隣り登別市との間で、給食センターを広域設置する可能性に関して、コスト比較を行うなどしながら協議を進めてきたところであります。その結果、広域設置した場合の方が、本市が単独で設置するよりも財政的優位性が高いと言うことが確認をされたところであります。このため今般、登別市と室蘭市は、令和11年度の供用開始を目途に、給食センターの広域設置に関して具体的検討を進めていくことにしたところであります。今後につきましては、設置場所や設置・運営方式、両市の負担のあり方などにつきまして、さらに検討を進める予定であり、その際には改めて報告させていただきたいと思います。

次に、高砂町1丁目の水質基準超過に係る健康影響評価検討委員会についてであります。本日28日、午後から高砂町1丁目水質基準超過水道に係る健康影響評価検討委員会を開催いたします。委員会の中では健康影響調査内容を評価いただき結果をまとめる予定でありますが、その結果につきましてはまとまり次第、できるだけ速やかに住民の皆様にお伝えして参りたいと考えております。

最後に、新型コロナウイルス感染症についてであります。感染状況につきましては、北海道で初めて感染者が1万人を超え、胆振地域でも過去最多人数を記録するなど感染が依然として広まっているところであります。本市におきましても保育所や幼稚園、小中学校などで学級閉鎖や学年閉鎖をする施設もありまして、感染の広がりを認識しているところであります。引き続き感染防止対策として、3密の回避や会話をする際のマスク着用、手洗いの徹底、これから寒い季節を迎えますが部屋の換気も充分行っていただくほか、時節柄、人と会う機会が多くなると思いますが基本的な感染対策を引き続きよろしくお願いしたいと思います。また、新型コロナウイルスのワクチン接種については、11月24日現在で、3回目は対象者の86.6パーセント、4回目は60歳以上で77.8パーセントの方が接種を終えておりまして、早い方では5回目接種を終えている方もおられます。現在、12歳以上の追加接種につきましてはオミクロン対応2価ワクチンで進めておりますが、対象の方でワクチン接種がお済みでない方につきましては、感染拡大を防ぐためにも、年内の接種を急ぎ検討頂くようよろしくお願いいたします。このほか、これからは季節性インフルエンザやノロウイルスの流行期に入って参りますことから、新型コロナウイルス感染症への対策と同時に、感染防止対策の徹底をよろしくお願いいたします。

私からは以上でございます。

2.質疑

(記者)来春の市長選について市長の去就が注目されているが、現時点での考えとその考えに至る時期についてお話しいただきたい。

(市長)12月議会でさまざまな諸課題の方向性を示していかなくてはならないことから、まずは12月議会に傾注しながら、今後については後援会や支援団体と相談していきたい。

(記者)来年の市長選について、市役所労働組合連合会が市長を推薦せず別の候補に推薦を出す方針が明らかになった。そのような状況下で残りの任期、職員とどのような対応や接触をしていくのか。

(市長)次期については私自身も定めていないところである。さまざまな声があることは真摯に受け止めながらも、これからも職員とともにまちづくりを築いていけるように力を尽くしていきたい。

(記者)公共施設の適正化で現在8施設が検討されており年内に方向性を示すということだが、その考えは今現在どのような形になっているのか。

(市長)公共施設についてはこれまでも検討を重ねているが、行政改革推進委員会での意見も伺いながら取りまとめをしていきたい。

(記者)先日文化連盟が要望書を提出した際に、大ホールを新しく建て直すことは厳しいとの言葉があったが、具体的に決まっている部分はあるのか。

(市長)示せるものは示していきたいと考えているが、文化センター大ホールを建て替えることは非常に厳しいと現時点での考えについて話をした。それについてはその通りで非常に厳しいということに変わりありません。

(記者)水族館について市長の考えは。

(市長)水族館については多くの市民の皆さんから存続してほしいという話を聞き、私自身もしっかりと受け止めている。行政改革推進委員会での話も総合して判断してまいりたい。

(記者)学校給食センターについて、令和11年度を目途に供用開始を目指しているということだが、その間に大規模な改修が必要になった場合はどうするのか。また、場所の候補は目途がついていると聞いたが、この点について現時点での市長の考えは。

(市長)大規模・突発的な改修が必要になった際の対応を今答えるのは難しい。場所もいくつか検討しているが、まだ示す段階に至っていない。場所の選定に際しては、安心安全な給食を届けられるような環境、また場所についても広域になると運送時間もかかることから、どこが最適な場所なのかを考慮した中で選定されるべきものであり、今後登別市と詰めていきたい。

(記者)白鳥台地区に義務教育学校の設置が決まった。今後白鳥台地区だけではなく他の地区でも導入しなければならなくなると思うが、市長の考えは。

(市長)今回白鳥台地区で義務教育学校の話をしているが、他地域への広がりについては今言及できるものは無い。しかし室蘭で初めての取り組みとなるので、そこでの成果や課題も見えてくると思う。地域性を考えて他の地域でもできるかどうかは、引き続き選択肢を持ちながら検討を図っていく。

(記者)新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場の予約が年内はなかなか取るのが難しいように見えるが、新たな接種場所の拡大の検討は。

(市長)現時点では、現在予定している会場で接種をお願いしたいと考えており、新たな場所の拡大は検討していないが、状況を見ながら対応を図っていきたい。

(記者)3病院の統合の関係で、現在休止となっているが再開の時期はいつ頃になるか。また、水面下で動いているということだが、新たな動きは何かあるか。

(市長)現在も水面下で糸口を探っているところ。新型コロナの感染も拡大しておりそれぞれタイミングもあるが、引き続きやり取りを進めている。

(記者)開港150年・市制施行100年の記念事業が順調に進んでいるように見え、子どもたちに愛着が育まれてきていると思うが、ここまでの感想や総括を伺いたい。

(市長)DRIVEIN室蘭花火大会やみなとオアシスSea級グルメ北海道大会in室蘭、むろらん港まつりの花火大会、スワンフェスタなどの大きな行事も天候に恵まれ、また感染対策をしながらも市民の皆さんの喜ぶ姿を見ることができて非常によかったと思っている。文化的行事も多くあり、これまでの室蘭の歴史に触れる機会もあったことから、これからのまちづくりを考えていく大きなヒントを頂いたと思っている。今回を機に、皆さんと更に室蘭市・室蘭港の発展とまちづくりに力を合わせていきたい。

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